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[3169] セルフプラン対応時の個別サービス計画について
日時: 2020/11/18 00:28
名前: 新人給付係 ID:F9VE2n/.

ある町で給付係をしておりますが、セルフプラン作成時におけるサービス事業所の個別計画の取り扱いについてご質問します。

以前このようなケースがありました。

ある利用者さんが、もともと要支援1の方で地域包括支援センター直営で担当しておりましたところ、状態の変更により9月1日付けで区分変更することになりました。その際の担当者会では、要介護状態までにはならないだろうという結論になり、包括支援センターの方で要支援2を見込んで一連の作業を経て暫定予防プランを作成しました。サービスは通所リハビリを週1回利用していました。

ところが10月5日に要介護1の認定がおりたのです。通常はこのようなケースにならないよう、あらかじめ居宅介護支援事業所とよく連携し、予防プラン、介護プランの両方を作成しておくべきだったのですが、見込みとはずれた結果になりました。

なので国の平成18年4月改定関係Q&Avol2の【その他】52の暫定プランの取り扱い通知に従い、9月分については暫定予防プランを要介護のプランと見たててセルフプラン(自己作成)とし、保険者の給付管理とすることとし利用者に対して給付がなされないことがないようにしました。

そこで疑問なのですが、保険給付の要件となるサービス事業所が作成する個別サービス計画(本件の場合はデイケアのリハビリ計画)はどのような取り扱いになるのでしょうか。

居宅サービス計画がある場合は、その計画内容に沿って個別計画を作成する、という法令ルールがありますが、このケースではそもそも9月は予防プランに基づきサービスを提供してしまっているのに、介護プランに見立てた予防プラン(セルフプラン)の計画目標に沿った要介護の通リハ計画をつくるようになるのでしょうか。

以前masaさんが言われていた「通所系については机上の空論だ」というのはこのことかもしれませんが、実際問題としてどうもそのあたりの取り扱いが曖昧でよくわかりません。どなたか適切な作成方法がありましたらどうぞご教示ください。

また蛇足で申し訳ありませんが、ケアプランがなく保険給付する場合は償還払いの方法がありますが、この場合の事業所が作成する個別計画は大本のプランがないので、何に基づきどういう計画目標に沿って作成されるべきなのでしょうか。
本人との話し合いの中で作られるものなのでしょうか。教えてください。

メンテ

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沿うものがなかったと考えて良いと思います ( No.1 )
日時: 2020/11/18 08:04
名前: masa◆PQB2uTgXDQ ID:bkUd99Ew メールを送信する

暫定プランの特例は、「居宅介護支援事業者において暫定プランを作成した被保険者が、認定の結果、要支援者となった場合については、当該事業者の作成した暫定プランについては当該被保険者が自ら作成したものとみなし、当該被保険者に対して給付がなされないことがないようにすることが望ましい。」となっています。

今回は予防と予測した人が、介護給付になったわけですから、予防プランを、介護給付のセルフプランとみなすわけです。これはQ&Aに沿った取扱いですから、問題ありません。

つまり実際には、介護給付としての居宅サービス計画は存在しなかったままサービス利用しているわけですが、その際の予防プランを、のちに介護給付のセルフプランとみなすわけです。

一方で各事業所のサービス計画は、「居宅サービス計画が作成されている場合は、当該計画に沿った(以下略)」ですから、暫定プランの特例の場合は、沿うプランがないと考えて良いと思います。

つまり存在するとされた居宅サービス計画は、特例のみなしで存在するとされるだけで、実際にはなかったのですから、各サービス事業所のサービス計画書は、「居宅サービス計画が作成されている場合は」に該当せず、何にも沿わずに作成して問題ないと考えられます。

セルフプランとみなした計画から、居宅介護支援事業所の作成プランに替わった時点で、事業者のプラン内容について、改めて居宅サービス計画の内容に沿ったものになっているかを確認したうえで、沿っていない場合の再作成を依頼すればよいと思います。なお、「内容にそうとは」、下記を参照ください。

参照:内容に沿うという意味を理解するために
https://masahero3.livedoor.blog/archives/51843709.html
メンテ

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