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[3597] 特養 個別機能訓練加算Uについて
日時: 2021/05/16 02:25
名前: rbrunner ID:Oe4D0.36 メールを送信する

お世話になります。特養機能訓練指導員です。教えて頂きたい事が4つ程あります。それぞれ@『』のようにしています。

個別機能訓練Uは機能・活動・参加の目標設定が必要です。参加は仕事、役割、社会活動、趣味等の項目とされ、別の表現では誰かの為に、誰かと一緒に…と表現されているものもあります。また、通知では、通所介護・短期入所生活介護の考え方が示されており、個別に特養については示されてはいませんが、算定要件としては、できない事を向上させた上での参加につなげる目標設定をしないといけないと理解しており、例えば

@『洗濯物を畳む能力を既に有している方にその役割をして頂いたり、心身機能・能力はそのままに何らかの活動に参加して頂き、他者と交流するではダメ』

なのではないかと考えています。私の施設では(多くの特養がそうかもしれませんが)平均介護度が4以上で、このできない事→参加の設定がとても難しく感じています。ある先生が言われるには、

A『例えば介護度3以上の利用者の場合、参加の目標はなくていい(自分の事がままならない方に参加は考えにくい)』

との事でした。そうであればより考えやすくなります。また、他視聴者の先生への質問に、フィードバックを活用し、P→D→C→Aをまわしていく上で、機能目標の可動域向上に対して、

B『具体的に角度計での計測が必要』

かとの質問がされていました。最後に上述のできない事の改善→参加の部分ですが、既に、またはいずれ皆、心身機能・能力がプラトーに達すると思います。その場合

C‐1『「維持」の目標設定で更新していっていい』ものでしょうか?あくまで、
C‐2『目標は改善・向上の内容で設定する必要がある』のでしょうか?

以上4点(@とCは同じような質問になっていてすみません)どのように考えればよろしいでしょうか?ご教授頂きたく思います。
メンテ

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目標設定を誤解している人が多いのですが・・・。 ( No.1 )
日時: 2021/05/16 08:09
名前: masa◆PQB2uTgXDQ ID:s8vPyu/o

>個別機能訓練Uは機能・活動・参加の目標設定が必要です。

このことを多くの人が勘違いしているのですが、LIFEへの情報提出に必要な項目である、「別紙様式3−3(個別機能訓練計画書)にある個別機能訓練の目標」については、機能・活動・参加の3つの目標項目についてすべてを設定する必要はなく、少なくともその一つを設定するという意味です。一つの目標項目設定でも加算要件はクリアできますし、LIFEの情報提出エラーが出ることもありません。

そしてその目標については、利用者個々人の状況に応じて自由に設定してよく、その目標に沿っているという理論武装ができれば、「これは駄目」というものはないのです。

よって@のような考え方にはなりませんし、Aの場合も、何も要介護3以上の方でなくとも参加の目標は無くても良いのです。

Bについては、そんな条件が付けられるはずもありません。これは医師の指示に基づく個別リハビリではなく、機能訓練であり、個別機能訓練とは、個別の計画に基づいた機能訓練なのです。特養や通所介護の機能訓練の基本は、医師の指示が必要のないもので、医療リハビリではないことを理解せねばなりません。

Cについては、機能訓練の目的は身体機能の衰えのスローダウンを図るものであっても可であるので、「維持」の目標設定で更新していくことに何ら問題はないし、90代の人に改善・向上の内容だけで設定するのは酷ともいえる場合もあって、目標は改善・向上の内容で設定する必要があるなんてことはあり得ません。
メンテ

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