回復期リハ病棟に負けてしまっているのが現状です ( No.1 ) |
- 日時: 2023/11/25 15:30
- 名前: みかんまま ID:h/kNEDbg
- 老健が特養化していること、加算型以上でなければ難しいこと、老健職員であれば良くわかっていると思います。ただ、今はもう老健に人が回って来ないと言うのが現状です。
医療保険のほうに同じ機能を有する回復期リハビリ病棟ができてから老健に対する風向きは180°変わりました。同じ在宅復帰を目指す施設でも、あちらはPT、OT、STが関われて最大1日3時間、365日体制のリハビリが受けられるのに対し、老健は1日20〜30分程度が週5日が限界です。 この差が大きすぎて、近隣の急性期病院の退院先は回復期リハ一択となっています。 また回復期リハ病棟の在宅復帰率のノルマも年々上がり、無謀とも思える状態でも在宅に帰しているので、老健にはそれでも戻れず、介護度的に特養入所対象外とか経済的に有料老人ホームも難しいと言う方が集まって来ており、結果特養化が進んでいます。経営的にもベッドを空くよりは長期に埋めてくれるほうがありがたいと思っているようです。
改正ごとに1番下の体型が無くなるとの予想もしていますが、母体病院が急性期でもない限り強化型以上をキープするのはなかなか難しく同一法人内の施設間で回して加算型キープがやっとでしょうか。 回復期リハ病棟が増えていっている現状では今後閉鎖する老健施設は出てくるでしょうし、数が減って人が集中するようになるまで体力勝負と言うのが老健の現状だと思います。
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