やむを得ない事情でサービス提供時間を短縮した場合の所要時間区分の考え方 ( No.1 ) |
- 日時: 2024/10/14 14:42
- 名前: masa◆PQB2uTgXDQ ID:vf/dwE66
- 令和3年度介護報酬改定に関するQ&A Vol.3
通所介護、通所リハビリテーション、地域密着型通所介護、(介護予防)認知症対応型通】 サービス提供時間を短縮した場合の所要時間区分の考え方
問 26 「当日の利用者の心身の状況から、実際の通所サービスの提供が通所サービス計画上の所要時間よりもやむを得ず短くなった場合には通所サービス計画上の単位数を算定して差し支えない。」とされているが、具体的にどのような内容なのか。
回答:・ 通所サービスの所要時間については、現に要した時間ではなく、通所サービス計画に位置付けられた内容の通所サービスを行うための標準的な時間によることとされている。
・ こうした趣旨を踏まえ、例えば8時間以上9時間未満のサービスの通所介護計画を作成していた場合において、当日サービス提供途中で利用者が体調を崩したためにやむを得ず7時間 30 分でサービス提供を中止した場合に当初の通所介護計画による所定単位数を算定してもよいとした。 (ただし、利用者負担の軽減の観点から、通所介護計画を変更した上で7時間以上8時間未満の所定単位数を算定してもよい。)
・ こうした取扱いは、サービスのプログラムが個々の利用者に応じて作成され、当該プログラムに従って、単位ごとに効果的に実施されている事業所において行われることを想定しており、限定的に適用されるものである。
当初の通所介護に位置付けられた時間よりも大きく短縮した場合は、当初の通所介護計画を変更し、再作成されるべきであり、変更後の所要時間に応じた所定単位数を算定しなければならない。
(例)通所介護計画上7時間以上8時間未満の通所介護を行う予定であった利用者について @ 利用者定期検診などのために当日に併設保険医療機関の受診を希望することにより6時間程度のサービスを行った場合には、利用者の当日の希望を踏まえて当初の通所サービス計画を変更し、再作成されるべきであり、6時間程度の所要時間に応じた所定単位数を算定する。
A 利用者の日の希望により3時間程度の入浴のみのサービスを行った場合には、利用者の当日の希望を踏まえて当初の通所サービス計画を変更し、再作成されるべきであり、3時間程度の所要時間に応じた所定単位数を算定する。
B 当日サービス提供途中で利用者が体調を崩したためにやむ得ず2時間程度でサービス提供を中止した場合、当初の通所介護計画を変更し、再作成されるべきであり、2時間程度の所要時間に応じた所定単位数を算定する。 (※所要時間2時間以上3時間未満の区分は、心身の状況その他利用者のやむを得ない事情により、長時間のサービス利用が困難である利用者に対して算定するものであるが、当日の利用者の心身の状況から、実際の通所サービスの提供が通所サービス計画上の所要時間よりも大きく短縮した場合は、通所サービス計画を変更の上、同区分での算定を行うこととしても差し支えない。)
C 当日サービス提供途中で利用者が体調を崩したためにやむを得ず1時間程度でサービス提供を中止した場合、これに対応する所要時間区分がないため、通所介護費を算定できない。
※ 平成 24 年度介護報酬改定に関するQ&A(vol.1)(平成 24 年3月 16 日)問 59 は削除する。
↑自分が所属する事業の基本Q&Aくらい確認しておいて、こんな当たり前のルールをネットで他人に尋ねなければならない恥ずべき状態を解消しましょう。
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