ホームに戻る > スレッド一覧 > 過去ログ > 記事閲覧
[1164] 利用者負担率増加議論に思うこと
日時: 2018/05/08 12:22
名前: masa◆PQB2uTgXDQ ID:mKX5uukA

財務省は、保険利用者の一律2割負担を打ち出しました。経団連は軽介護者の2割負担案を示しています。皆さんは負担割合について、今後どうしたらよいと考えますか?下記更新記事を参照ください。

参照:利用者負担率増加議論に思うこと
http://blog.livedoor.jp/masahero3/archives/////52093634.html

(全部表示中) もどる スレッド一覧 新規スレッド作成

利用料原則2割負担! ( No.1 )
日時: 2018/05/08 12:45
名前: つかれたケアマネ ID:T/.JikcU メールを送信する

現在の利用者さんの年金収入が、厚生年金で15万前後、国民年金だと6万円前後です。預貯金も1000万円以上ある方はまれで、200万円もあれば結構あるほうです。こんな方が月利用料が2万円までの方が4万円になってしまうことは、療養生活を急激な変化なく生活していても、年金しか収入がない年金生活者が預貯金を切り崩しても5年も持ちません、やがては老後破産もしくは心中などに、追い込まれるのではないでしょうか。それもケアマネの責任になると非難されることになれば、だれも怖くてケアマネをやれません。
賃金の低い地域では死活問題 ( No.2 )
日時: 2018/05/15 13:48
名前: ミカン星人 ID:GCFJ5cFQ

私の地域は賃金がかなり低いから現在厚生年金貰ってる方でも10万/月超える人は少ないです。
私の母(70歳)は準公務員として30年近く働いてきたけど年金を一月で割ると9万5千円ほど。現在、要介護4となり有料老人ホームにお世話になっています。
2割負担になると介護保険利用料だけで毎月6万円ほど…子供3人を一人で育てた母に貯蓄があるわけもなくどうやって生活しろと?
生活保護を受けないと生きていけませんね。
をれよりも、母がバリバリ働いていた時と同じ歳になった自分の給料が、当時母が貰っていた給料よりはるかに少ないことに涙。
一応、70名いる事業所のトップなんですけどね…それだけ景気が悪いんでしょうね。自分の老後は確実に母よりも年金が低い。2割負担になったら、冬場に灯油すら買えない生活を強いられますね。
所得に応じて負担割合が変化する現行のまま行って貰いたいです。
高額介護サービス費等の制度を活用して下さい。 ( No.3 )
日時: 2018/05/15 22:39
名前: ひばり組◆wSOE7N7heM ID:0IQi3VnY

ミカン星人さん、お母様の介護大変お疲れ様です。

>介護保険利用料だけで毎月6万円ほど

高額介護サービス費制度を使えば、ひと月44,400円を超えた分の費用が戻ってきます。お母様の所得によってはひと月24,600円を超えた分が戻ってくる可能性もあります。
15,600円〜35,400円が返ってくる可能性があるのです。

また、要介護4であれば介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)の入所要件も満たします。
介護保険施設(特別養護老人ホーム)に入所した場合は、これまたお母様の所得によって食費や居住費が減免される制度があります。

もし一律2割負担となっても、これらの制度をうまく利用して下さい。
頑張った人間が報われない仕組み ( No.4 )
日時: 2018/05/16 11:35
名前: ベスト天気 ID:AyquEmJI

アメリカの社会保障は充実していないが、自分の身は自分で守るスタイルには共感できる。結局、日本の今の社会保障は、頑張った人が損をして、サボった人が特をする仕組みになっている。無年金で好き勝手やった人でも、路頭に迷えば生活保護を受給できるし、必要であれば特養でも養護でも入所できる。養護に入れば費用負担は0円だ。お小遣いまで支給される。そこから介護が必要になっても介護扶助を受けられる。中途半端になんとか頑張ってやりくりしてきた人間が一番損をするグレーゾーンにはまる悲劇。年金も介護保険も納めたくなくなるのはまともな人間の感情だと思うが。
措置時代の方がまだマシだったのでは? ( No.5 )
日時: 2018/05/16 11:44
名前: パルプンチ ID:AyquEmJI

そもそも介護保険の仕組みに無理があったのではないでしょうか?結局社会保障とは国民全員で支え合う仕組みですから、制度を複雑化させずスリム化させることで費用を抑える必要があるのだと思います。介護保険になり、本来の目的であった『利用者が選ぶサービス』が実現しているのでしょうか?特養の待機者状況、サ高住の抱え込み、また、営利目的で悪質な経営を行い、不正請求をする事業所は後を絶ちません。措置時代の方がまだマシだったのでは?
介護業界に残っていけるのか ( No.6 )
日時: 2018/05/16 11:47
名前: 相談員 ID:hTEkVIPc

私が住んでいる地域は国民年金の方が大半を占めている状況です。生活保護を申請される方が増加してきていますし、生活保護がおりる様に戸籍上は離婚をされてるという方も少なくありません。私の職場は有料老人ホームに訪問介護事業所を同一建物内に併設しているのですが、支払いがキツいからという理由で必要な身体介護も位置づけしてもらえず施設でのインフォーマルな部分での依頼が増加してきてます。こういった悪循環や介護保険の財源など課題は山積みと言いますか先が見えてこないですね。
御教授ありがとうございます。 ( No.7 )
日時: 2018/05/16 13:06
名前: ミカン星人 ID:Z/U/cV9U

ひばり組さん、
色々と教えて下さりありがとうございます。何割負担になろうとも高額介護サービス費制度がある内は安心ですね。
制度をうまく利用できるよう知識をつけておきます。

ベスト天気さん、
私の地域では8万/月前後の収入があると生活保護が受けれないようです。年金8万前後で苦しい生活を強いられている方々が多い地域で、8万円をはるかに超えて保護を受けている方々を目の当たりにすると憤りしか感じません。生活保護を受けている方の中には「若い時は遊びたい時に遊びたいだけお金を使った」という生活をされてこられた方も2人ほど関わったこともありますが、その時は怒りを抑えるのに必死でした。
全てを救おうとするがあまり、本来救うべきところが見えなくなってるように思えますよね。
消費税もUPUP ( No.8 )
日時: 2018/05/16 14:31
名前: 寝癖ですベンツ ID:YkpLuiS2

経団連、財務省はこぞって2割賛成ですね、
試算では消費税18%くらいでPBが黒字らしいですから
おそらく、自己負担2割と消費税段階Upの両輪で行くのでしょうね。
低所得対策は別として2割は賛成です。
私達の時の年金なんかと比べると、現状は
まだ良い方ですからね。
そのうち共倒れですよ ( No.9 )
日時: 2018/05/16 15:52
名前: ベスト天気 ID:AyquEmJI

人権を問題にするのであれば、生きるのに必至な人間の人権についても考えるべきです。生活保護者に対する現金支給の仕組みは廃止し、即刻現物給付です。自治体が今問題となっている空き屋を定額で借りて活用してもらい、毎週配給される物資で生活をしてもらいます。医療も薬を横流ししていないか徹底的に管理します。スティグマを助長するでしょうが仕方がないです。介護の分野も施設を増やせば保険の給付を増やすことになるのですから、民間事業の参入なんて認めなくて良いんですよ。各自治体が委託した事業のみ運営を行い、サービスの提供量をコントロールして、サービスの利用を制限するしか方法はないでしょう。銀行の預貯金も把握できるようにするんでしょ?経済的にも介護環境的にも最も介護サービスを必要としている人を自治体がトリアージして給付すれば良いと思いますよ。お金がある人は民間が開業している有料サービスを使えば良いのではないですかね。2040年には財源が枯渇することはわかっていることじゃないですか。
社会保障費の大半は医療費 ( No.10 )
日時: 2018/05/17 13:06
名前: ベスト天気 ID:ompGuoOo

追加
ちなみに上記の考え方は財務省が提言している法人の統合にも近いと思いますよ。介護保険を抑制するには、国や自治体が中心となり、保険給付をセルフコントロールしなければならないのです。しかしながら、日本の社会保障を維持させるには、社会保障の内訳の大半は医療と年金ですから、介護がいくら頑張っても微々たるもの。例えば喫煙が影響して健康を害し、医療費に影響する金額は相当な額ですからね。たばこの税金が上がるたびに高い高いと文句を言っている喫煙者に「あなた方が医療費を上げているのですよ。」と言いたいですね。
2割負担の問題提起について ( No.11 )
日時: 2018/05/19 12:56
名前: つかれたケアマネ ID:LjKHQ4Cc メールを送信する

介護保険利用料負担2割についての問題提起に対して、一部の生活保護者の事例を取り上げて、すべてを語るような卑劣な生活保護バッシングを載せるべきではない。
お金が無いのだから仕方がない ( No.12 )
日時: 2018/05/22 23:37
名前: ヘルパー4級 ID:J0tqNlJs メールを送信する

NHKのページは消えるのが早いので、早めにご覧ください。財政がいかに危機かを解説しています。
https://www3.nhk.or.jp/news/business_tokushu/2018_0521.html

ネズミ講と一緒ですよ。少子高齢化になるのは分かり切っていたのに、高齢者の介護費用を現役世代に負担させる制度設計にした。これは、団塊の世代がバリバリ働いて高齢者が少なかった時代は、お金が余ってしょうがないぐらいでしたが、今や破綻必至です。高齢になった時の介護費用は、基本的に若い頃に自分で積み立てたお金からだす方式であれば、少子化になってもセーフだったのですが・・・

国の財政は今や国民1人が700万円の借金を抱える状況です。為政者や御用学者は戦前も今も、国民から借金をしているのだから国の財政が破綻する事はあり得ないとしていますが、これで戦時国債は預金閉鎖で紙屑になりました。赤字国債はどうなりますかね。

とはいえ憲法上は国民主権であり、有権者は投票を通じて自分が良いと思う政策を実行する政党や候補者に投票できますし、何なら自分が選挙に出る事もできる。財務省を含め官僚も、政府を無視はできないので、結局の所、介護保険の負担割合が増えるというのも、人口は減りはしない、経済はどこまでも伸び続ける、バブルよもう一度と、借金に借金を重ねて博打をした結果、バブルは再来せず人口も経済も低落傾向を続けて、借りたものをどうしようとなって、二割という話が出たわけですが、国民の皆さんが民主的な方法で選んだ政権とそれを忖度している財務省が政策を進めているわけですから、結局は国民が選んだという話になります。いずれにせよ、税金はあまり払いたくない、介護保険料はあまり払いたくない、でも充実した介護は受けさせろ、だが保険料の自己負担は増やすなというのは、高齢者が少なかった時代なら破綻しなかった、という話だと思います。
評価に耐えられる解説ではありません。 ( No.13 )
日時: 2018/05/23 09:13
名前: つかれたケアマネ ID:Cx8bP.hM メールを送信する

現象面の数字のみ出して来られており、財務省の都合のよい数字やデータを切り貼り資料と変わりありませんので、評価に耐えられる解説ではありません。
お金は無いのではなく、分配されないことが問題 ( No.14 )
日時: 2018/05/23 23:35
名前: 猫にごはん◆oe4ckTz0Es ID:0Ya/0x52

現代の通貨制度がどのようなものであるかを知っておく必要があります。病気の原因をなるべく正確に知り、その上で療法を組み立てなければ、療養は長引きます。詐欺は生物学で考えると擬態です。悪ではありません。擬態に対応するには知識を修得し、擬態を見破る能力を獲得することです。現代の通貨制度は非常にわかりにくい仕組みですが、「信用創造」「管理通貨制度」「一般家庭と政府の違い(通貨発行権の有無)」「マネーストック」「マネタリーベース」「フロー課税」「ストック課税」「100%マネー」「オバマの一兆ドル硬貨案」「リンカーンのグリーンバック紙幣」「高橋是清」「由利公正」などで調べて理解すると、今とは別の景色が見えてくるかと思われます。国の債務を国民1人当たりに換算することが無意味なことであることも見えてくるでしょう。
 「高齢者を支える労働人口が減少し、社会保障のための負担増はやむを得ない」との主張を受け入れる方が大半なのですが、別の景色が見えてくると、社会保障の負担増は、課税(及び通貨)の仕組みに原因があるということが見えてくるでしょう。
 また、2013年に日銀が異次元の金融緩和(国債の保有枠の撤廃)を始めたので、財政再建は既に完了、プライマリーバランスは帳簿のお話なのでこれも完了になることが見えてくるでしょう。国債は子や孫の世代に先送りではなく、現役世代間の富の分配の話ということも見えてくるでしょう。
 日本の問題は、毎年AI・機械化が推進され、生産性・生産力が向上し、「財」は人々の需要を満たすだけ十分にあるが、個々人に購入のためのお金が無いというところが問題です。通貨供給を絞って貨幣価値の維持を最優先し、さらに増税していることが原因です。これを改めない限り、どんなに増税しても社会保障と財政は良くなりません。
猫にご飯さんに「いいね」 ( No.15 )
日時: 2018/05/24 09:53
名前: くま ID:wqKMvFVY

世界の仕組みを1つの山とすると日本は裾野の森の一つ、介護保険制度はそのうちの1本の木に過ぎないのでしょう。私たちはその木になる果実の成り具合だけを見て是非を問うているようなもの。果実を食らう動物や害虫の存在、山から流れてくる養分、天候等、木の成長に係ることは全く知識の外。森を治める人たちにしてみれば、とても楽な存在、選挙に行かない人が国民の半数に上り安心して権力をふるえる。実りが悪い原因は森の問題であり、根っこは山の仕組み。そんな話がいろんなところで私たちの口から飛び出し、選挙にも行く。権力者にとって都合の悪い人たちになることが、本当の実りを得る近道なのだと思う。
昔も今も変わらない。 ( No.16 )
日時: 2018/05/24 14:58
名前: 匿名希望 ID:XnbrQMzo

「衆愚政治」という言葉もあるけどね。経済理論も諸説あって、それらが景色として見えたとしても、それが正しいかどうかどうかは誰にもわからない。

ただ、「お金は無いのではなく、分配されないことが問題」というのは的を得ていると思います。
もうちょいドライになって現実見ないと駄目なんじゃないか ( No.17 )
日時: 2018/05/24 17:25
名前: ベスト天気 ID:1edot09.

おいおい、つかれたケアマネさんよ、疲れているとこ申し訳ないけど、一部の生活保護者ってどの程度が一部なんだよね。生活保護は見直さないとならないのは明白なんだよ。それと年金は今、賦課方式だっけ?今働いている人が今の高齢者を支える仕組みだよね。ヘルパー4級さんの言うとおり、これじゃもたないんだよ。医療は社会的入院についても見直さないとじゃないかい。人権擁護団体が騒ぐかもしれないけど、管だらけで本人も家族(経済的にも)も苦しい思いをして、それが日本の社会保障の苦しさに繋がっていることは事実なんだから、もうちょいドライになって現実見ないと駄目なんじゃないかと思いますけどね。
延命治療ha ( No.18 )
日時: 2018/05/24 17:35
名前: パルプンチ ID:1edot09.

 議論の主旨から外れるかもしれませんが、延命治療を税金の観点から客観的に見れば、延命治療を一人行うにあたり900万円程の税金を使っていることになると言われていますからね。自然死の約8倍以上の費用らしいです。社会保障関係費の医療費内訳ではかなりを占めているかと思います。延命治療が良いか悪いかは別として・・・。
夕張市の医療崩壊に見た好例 ( No.19 )
日時: 2018/05/25 09:03
名前: くま ID:9XvsLKFA

ttps://logmi.jp/19478
夕張市の事例が今の医療・介護の在り方を見直す一つの好例になるかもしれない。自己負担を増やさない方法は、過剰サービスを減らす努力が業界にも利用者側にも必要なのかも。
先見の明がなかったんでしょうかね ( No.20 )
日時: 2018/05/25 09:36
名前: パルプンチ ID:RQ/hyme2

『過剰サービスを減らす努力』何故介護保険を始めた当初に先々のことが読めなかったんでしょうかね?高齢者の増加率からどの程度のお金が必要となるかは簡単に試算できたと思うんですが・・・。民間参入もそうですが、一度始めたことは簡単に辞めにできないんですからね・・・。
民間の参入をなめていたんでしょう。 ( No.21 )
日時: 2018/05/27 12:20
名前: BOB ID:fftmjbdI

読んではいなかったと思いますよ。
そもそも、民間のハングリーさがわからなかったんでしょうね。
厚労省は2001年に、「制度を利用している方が少ない。もっと利用してほしい。」と言いましたけど、事業者がどんどん増えるにつれて、寝た子を起こす勢いで増えていったんです。

想定外だったでしょうねえ。

介護保険も最初は無策でなかった ( No.22 )
日時: 2018/05/27 15:53
名前: 十栗鼠狩 ID:C6JtrfEI

介護保険は国保の問題点を解消すべく、

1 保険料の未納とならないよう、年金からの特別徴収を始めた。
2 利用者が勝手に使わないよう、要介護認定等を経ないと利用できないようにした。
3 保険給付を必要以上に使われないよう、区分支給限度額を設けた。

などを導入してスタートしても、結果は破綻が先に伸びただけだとわかった。
国保は相変わらず対策に腐心しているが、介護は少なくとも国保よりはまし。
ただ、他の抑制方法を編み出さない限り、多くのご意見通り厳しいでしょうね。
財務省はおかしい ( No.23 )
日時: 2018/06/08 12:15
名前: だるま ID:xJ19AW5c

この世の中の問題のほとんどが既得権益で説明することができるのではないかと思います。
財務省は最強省庁としての権力を手放したくないからこそ、PB黒字化目標を掲げていますが、そんなもん無視してもハイパーインフレなど起こらないし、日銀を含めた統合政府で考えれば、すでに財政再建など完了している。本当は国民一人あたりの借金なんて無いんです。
日本のマスコミも結局既得権益と対権力への批判使命に縛られて、公正中立な報道ができていません、それはNHKも例外ではありません。
自己保身のために文章偽造した財務省なんか解体して歳入と歳出の機能を分けてしまえばいい。

(全部表示中) もどる スレッド一覧 新規スレッド作成