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[1450] 猛暑対策に関する事業者の責任はどこまで問われるのか
日時: 2018/08/29 12:42
名前: masa◆PQB2uTgXDQ ID:RRtiHbco

岐阜の医療機関で昨日までに5人の高齢者が熱中症で死亡した事故?については、猛暑地域の介護事業者も他人ごとではなく、新たな対策を考慮しなければならない問題として考えなければならないものと思います。

しかしこの件、なぜ殺人罪まで視野に入れて捜査が行われているのでしょうか?何か別に隠された事実が存在するのでしょうか?

参照:猛暑対策に関する事業者の責任はどこまで問われるのか?
http://blog.livedoor.jp/masahero3/archives/52098826.html

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今朝明らかになった新たな事実 ( No.1 )
日時: 2018/08/30 07:50
名前: masa◆PQB2uTgXDQ ID:Anx/CpMw

今朝、この件に関連して、この病院の職員(匿名)が、「エアコンはたびたび故障していた、なおす気がない」という証言をしているというニュースが報道されています。

また病院側がエアコンの故障した3、4階に患者を残していることの危険性を認識していたとの見方を強めているという報道もあります。(患者を別の階に移していた事実がある)

このあたりが殺人罪まで視野に入れて捜査されている原因でしょうか?それにしても腑に落ちない点が残ります。
今後 ( No.2 )
日時: 2018/08/30 10:14
名前: toki ID:Rw2nmXCE

結局のところ
・死亡原因とエアコンの故障がどこまで関係があるのか
・エアコンの故障、またそれが病気や生命に与える影響をどのように認識していて、本人や家族に説明していたのか
・究極的には転院させるという方法があった
がポイントになりそうですね

個人的には業務上過失致死疑いがせいぜいだと思いますが・・・
どちらにせよ、病院に経営は厳しくなって内部告発した人もふくめて職を失うことになりそうですね
連続死亡事件ですし現時点では異物混入等の可能性が否定できないため ( No.3 )
日時: 2018/08/30 17:47
名前: ヘルパー4級 ID:FMqrz9M2

毎日報道を見ると、殺人容疑で捜索となった理由は、そう難しい事ではなさそうです。

https://mainichi.jp/articles/20180829/k00/00m/040/136000c

> 県警は業務上過失致死容疑を軸に捜査を進める方針。殺人容疑での捜索については「可能性を広く捉えて証拠品を押収しやすくするため」としている。

院長は自ら、暑さで死亡したことを否定していますので、それならこれ程続けて死者が出た理由として、横浜の某病院のように、異物混入その他の可能性もあり得るとして、強い捜索権限がある殺人容疑としたのでは。

横浜のは下手をすると30人ぐらい死亡させていた可能性がありますが、いつ亡くなってもおかしくない高齢者の事だ病院で天寿を全うしたのだろうと思ったのか発見が遅れ、証拠が無く捜査が難航し公判が維持できるような証拠が得られず迷宮入りではとの観測もありました。一年にも及ぶ執念の捜査で容疑者逮捕となりましたが、あれも後知恵もいい所ですが、最初から殺人の可能性もあり得るとしていたら、結果は全く違っていたでしょう。

川崎老人ホーム連続殺人事件も、殺人の可能性を全く考慮せず全て事故として処理し現場検証すらしなかった結果、部屋は掃除されお体は火葬され証拠が無くなり、後に警察の大失態だと批判せれました。あれ、取り調べで頑として自供しなかったら無罪とするしかなかったでしょう。

今回も捜査の結果「殺人ではない」と明らかになれば、業務上過失致死で立件、とすればいいわけですから。現段階では、業務上過失致死だとは、捜査もこれからなので決めつけられないです。
病院側の管理体制が問われても不思議ではないのでは? ( No.4 )
日時: 2018/09/01 09:21
名前: ゴンゾーラ ID:6k6WFEcM

 極端な話かもしれませんが、猛暑の中、車中に子どもを置き去りにすれば、罪に問われます。こういった状況になれば亡くなることが想定できていただろうに適切な対処をしなかったといった点がポイントになるのではないでしょうか?当然、屋内と車中では致死率が断然異なりますが、ここ数年は例年にない猛暑が続いています。課外授業で子どもが熱中症になり死亡すれば、学校の管理体制が問われます。同じく、このケースにおいても病院側の管理体制が問われても不思議ではないと思いますが・・・。
ゴンゾーラさんに質問です ( No.5 )
日時: 2018/09/01 11:15
名前: masa◆PQB2uTgXDQ ID:50JwbRuE

ゴンゾーラに意質問します。僕は病院側の責任がないというつもりはありませんが、とり得る対策って何があるのかを考えたときに、管理責任としてどこまで何をできるのかが疑問なんです。

エアコンが壊れた。しかし業者の修理に時間がかかる。かといってほかに引き取ってくれる医療機関はない。家に帰すわけにもいかない。フロアを変えるといっても、そこには別に患者さんがいて、病室のベッド数も超えるわけにはいかない。

こういう状態で扇風機を設置し、水分補給に注意し、温度や体温を測って記録している。

これ以外に管理責任として何をすればよいんでしょう。
やれる限りのことをやった結果だったのかが気になるところです ( No.6 )
日時: 2018/09/01 11:50
名前: ゴンゾーラ ID:6k6WFEcM

エアコンが壊れた。しかし業者の修理に時間がかかる。かといってほかに引き取ってくれる医療機関はない。

この点において、どの程度危機感を持って、迅速に対応したかではないでしょうかね。先日、当施設でもエアコンが故障し、大型室外機で管理しているエアコンだったので、当然利用者の生活にも影響がでました。急ぎ業者に問い合わせたら、翌日には修理に入って頂けました。もちろん、その地域ごとで業者が直ぐに対応できるか等々の状況は違うでしょうが、先にも述べました通り、死者の出ることが想定できる火急の事態として病院側がどの程度危機感を持って対応したかがポイントになると思います。実際、他医療機関に空きの病室があるか等々の応援を頼んだのか?エアコンの修理に当たってはいくつもの業者に問い合わせ、急ぎ対応できる業者を探したのか?エアコンが故障した時点で家族には病院側の状況を説明していたのか?等々。
温暖化によりこれまでの常識が通用しない生活環境になっている ( No.7 )
日時: 2018/09/01 12:01
名前: ゴンゾーラ ID:6k6WFEcM

ちなみに東北方面の方はあまり想像できないかもしれませんが、西日本や九州地方など、暑い地域では、エアコンなしで過ごすと部屋の温度がすごいことになります。鉄は木に比べて、圧倒的に熱伝導率が高いため、鉄骨構造の建物は特に大変かと。
まだ方法はある ( No.8 )
日時: 2018/09/01 12:26
名前: くま ID:l1gbPX3o

1・窓用エアコン設置。アマゾンに在庫あり、職員で簡単に設置できます。
2・扇風機の台数を増す
3・霧吹きで病衣や肌を定期的に湿らせる。
1か月待たせるなら、このくらいはやるべきかと思う。
ご意見ありがとうございます ( No.9 )
日時: 2018/09/01 14:42
名前: masa◆PQB2uTgXDQ ID:50JwbRuE

なるほど。ありがとうございました。猛暑の認識が、北海道に住む僕は、皆様より少し足りないことに気が付きました。
予防保全 ( No.10 )
日時: 2018/09/02 02:24
名前: ヘルパー4級 ID:1the3yxc

製造業だと設備故障でライン停止を招くと一日で億単位の損失にもなりかねないので「故障したから一ヶ月は生産不能になるがしょうがない」などという発想はありえないです。「壊れる前にメンテ」が常識。それでも、航空機のメンテの厳しさは製造ラインの設備の比ではないでしょうが。
https://it.impressbm.co.jp/articles/-/11568

今年は気象庁が記者会見で「命の危険がある暑さ。一つの災害と認識している」と表現する程の暑さでしかも岐阜。40度越え連発の多治見市ほどは、同じ県内でも岐阜市は暑くないようですがそれでも猛暑日と熱帯夜。これで死者を相次いで出して、エアコンが壊れたのは関係ありません死亡診断書には多臓器不全と書きました、ですから。

preventive maintenance、日本では「予防保守」と言いますが、「壊れたら死ぬ」設備であれば、壊れてから修理、では話になりません。エレベーターだって、ワイヤーが切れて墜落してから交換、という事は無いでしょう。定期点検して部品も交換します。それと一緒です。今の日本は空調が無ければ高齢者は死にます。15年経って老朽化し、室外機の交換品の調達に一ヶ月もかかるような旧式であれば、夏が来る前に入れ替え、でしょう。

とりあえず今回は、フロン排出抑制法に基づく3年に1度の定期点検を怠ったとして岐阜県が立入検査をしました。
https://mainichi.jp/articles/20180901/k00/00m/040/133000c
経費削減目的で、大型室外機の修理に拘った結果ですね。 ( No.11 )
日時: 2018/09/02 16:49
名前: マカロニほうれん荘◆K1zz/3TZGU ID:HsU8rOaM

岐阜の病院の姿勢を擁護するわけではないですが、修理に1か月かかるのは嘘ではないですよ。幾度か、病院の屋上をニュースで拝見されたと思いますが、屋上に複数の室外機を確認されたと思います。多くの場合、ダイキンが製造しているのですが、これを注文すると、納期に数か月かかります。巨大な室外機の需要が減少しているので、受注生産になっているからです。

当院では7年ほど前まで、同規模の室外機1つで診療所の1Fのエアコンを制御しておりました。あまりに古くなった(20年)ので、新規購入しようと思い、見積もりをとりました。室外機のみで、約200万円、納期は3カ月となりました。そこで、小型室外機3台、室内機3台に変更した経緯があります。

同病院の場合、室外機4台あり、それぞれの階のエアコンを制御していたところ、2台が故障したそうです。故障してから、修理を依頼しても、部品受注から始まるわけで、1か月以上かかると思います。定期点検(現実、していないところは多いでしょうが)していなかったとしても、古くなれば冷房の効きが悪くなってきます。大型室外機に拘るのであれば、その時点で、新規買い換えを判断すべきだったと思います。故障してからでも、家庭用エアコンに変更すれば、すぐに納品もできたはずです。
これまで想定しなかったことを想定しながら ( No.12 )
日時: 2018/09/03 09:26
名前: ゴンゾーラ ID:oF3WuDGU

 いずれにしても人ごとではないですね。熱中症の件もそうですが、水災害にしても地球がおかしくなっているのですから、今後は、「これまで想定しなかったことを想定」しながら運営する必要がありますね。
三洋電機のH1 ( No.13 )
日時: 2018/09/03 12:48
名前: ヘルパー4級 ID:3NaybZl.

空調の製造メーカーが判明しました。今は無き三洋電機のGHP(ガスヒートポンプエアコン)というタイプで、H1という機種だそうです。
https://tell-me-information.com/fujikake_daiichibyouin/
https://koku-byakunews.com/archives/20702

三洋はパナソニックに吸収されていますが、何の利益も生まず経費がかかるだけの旧・三洋製品のサポートをどれたけするかというのもありますが、基本「無くなったメーカーが製造したエアコン」なので。

他の介護施設におかれましては、本州以南では業務用の空調が夏に壊れたら死人が出るので5月ぐらいに業者に点検・動作確認をしてもらうようにスケジュールを組む、潰れたメーカーの製造したものなら業者とも相談し今も製造しているメーカーのもので更新も検討、でしょうか。

いっそ分譲マンションみたいに、業務用の空調の代わりに、全室、家庭用エアコンがつけられるようにすれば、15年後に壊れても、地元の電気屋で別のエアコン買ってつけてもらえば済むという方法も考えられます。その場合でも、やはり5月頃に職員等で「冷える」と確認したほうが。
27年施行の法律で点検義務 ( No.14 )
日時: 2018/09/03 13:58
名前: 地域密着型事務員 ID:NGcyoR4g

このニュースをみるまで、エアコンの点検はしたことがありませんでした。
気になったので、業者に電話してみると、平成27年4月に施行されたフロン排出抑制法により法定点検の義務(容量により3年に1回または1年に1回)があることが判明しました。

私が不勉強なだけだとは思いますが、老人福祉施設の中にも法定点検を実施していないところがあるのではと思い、情報提供させていただきます。

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