こんな判決が出るようでは嚥下困難な高齢者は胃瘻にする以外に無くなる ( No.1 ) |
- 日時: 2019/03/27 13:25
- 名前: ヘルパー4級 ID:aOg.xld2
- あくまでヘルプでおやつ提供時の介助に入った准看護師に、6日前にゼリーに変わっていたことを伝えていなかったのは連携ミスで、家族が施設と和解しているのに、どうしても警察&検察が責任を問いたいなら施設の体制を問題とすべきであり、准看護師が、教わりもしなかったのに自分から確認をしなかったのが悪いとは何という非現実的な要求をするのでしょう。人手不足の介護現場で本来の准看の業務だけを行っておやつ提供の手伝いなんかしなければ良かったのだとでもいうのでしょうか。
罰金刑だと三年以内の業務の停止または免許の取消しになる可能性があるようですね。
保健師助産師看護師法 第九条 次の各号のいずれかに該当する者には、前二条の規定による免許(以下「免許」という。)を与えないことがある。 一 罰金以上の刑に処せられた者
保健師助産師看護師法 第十四条 2 准看護師が第9条各号のいずれかに該当するに至つたとき、又は准看護師としての品位を損するような行為のあつたときは、都道府県知事は、次に掲げる処分をすることができる。 一 戒告 二 三年以内の業務の停止 三 免許の取消し
実際にどうなるかは長野県が決める事ですので私からは何とも言えませんが、本当に誤嚥なのかどうかも疑義がある状況でこのような判決が出され、それで業務停止や免許取消しになる可能性があるなら、国の方針や僅かなインセンティブなど無視して嚥下困難な高齢者は全員、胃瘻にする以外にどうしようも無くなりますね。失礼な言い方かもしれませんが、こちらの亡くなられた高齢女性は広い意味で大往生なさったものと思います。
2013年の事件ですよね。いつまで「容疑者」と呼ばれなければいけないのでしょうか。状況は良くわかりませんが、被告にされてしまい准看護師の仕事どころではなく、無罪を勝ち取るために人生の少なかなぬ年月を費やす羽目になっているのではと懸念しています。
この件は検索するとNHK、毎日、TBS、朝日その他で報道されています。掲示板でも色々な意見が出されていますが類別すると
・給料安いのに過失致死で訴えられ何年も裁判して有罪では誰も介護などしなくなる ・今は人手不足で中高年でも介護以外に仕事はある ・外人だって介護の仕事なんか嫌がるだろう ・中日新聞の「あずみの里は損害賠償金を支払う形で遺族と示談している」を読んでいないためと思われますが、遺族ボロ儲けだなとか訴えるのはどうかしているとか、誤解が元で遺族を非難する意見も多数 ・これで口から食べさせてボケ防止を進めろってどうかしてる
介護施設で”死亡事故”といえば、川崎幸町の老人ホーム連続殺人事件での神奈川県警の大・大・大失態が有名ですが(短期間で3件転落死が続いたのにスクーターで警官が1人で来て早々に事故と結論、現場検証もせず30分で帰ったために証拠が失われ後で大捜査となるも迷宮入り寸前に) あれから逆に、介護施設で”死亡事故”が起きれば見せしめに職員を逮捕し重罪に問いマスコミにも悪しざまに情報を流し警察の大手柄にしなければいけないという通達でも出ているのでしょうか。
警察が、「手柄を挙げ」て「社会に警告とするため」に、罪に問うのがおかしい状況でも逮捕・補導してマスコミにうんと悪くリークする事は、他の県警ですが実際にあったばかりです。
「みんなで逮捕されようプロジェクト」がネット上で拡散中〜サイバー犯罪対策課は「自分の子どもにもそんなことが言えるのか」と反発 https://www.data-max.co.jp/article/28329
> 兵庫県警サイバー犯罪対策課は取材に対し(中略)「いたずらだったことは重々承知しているが、現行法では懲役、もしくは罰金刑になる犯罪」と指摘。個人を攻撃する意図があったものではないとして、今回の取り締まりについて、「安易に行っている者への警鐘とインターネットモラルの向上を意図していた」と述べた。
ところがこれ↑完全な思い違いなんですよね。技術的には犯罪に問われるべき内容ではない事がはっきりしています。
ブラクラURL書き込みで中学生補導。広がる警察とIT業界のデジタル・デバイド、募る不信感 https://hbol.jp/188391
確かに、誰かを逮捕・補導してマスコミに「大手柄」を吹聴でもしなければ「警察のサイバー犯罪対策課? 仕事してるの?」という目で見られるでしょうが、今回は逆効果ですね。事実上の冤罪製造装置としか言えない。
長野県警といえば昔の話ですが松本サリン事件で被害者の男性を犯人と決めつけてマスコミに情報操作を続けまともに捜査しなかったので疑われなかった教団が後に地下鉄サリン事件を起こすのを防ぐ機会を逸したという、日本の警察史上最悪の失態をした所ですが…神奈川県警の老人ホーム連続殺人事件の見逃しは問題ですが、だからといって長野の事故で異様に過酷な扱いを警察がするのは問題ですし、この
おやつの変更を介護士から知らされておらず、介護士の申し送り事項を確認する勤務形態でなかったと、あずみの里職員が証言したが、この職員が無罪を求める集会に参加したことを理由に「信用できない」と断じた。
というのでは最初から有罪の結論ありきで、まるで「罰金刑ぐらいなら大した罪ではないので介護現場に対する一罰百戒の見せしめに丁度いいだろう、介護職員はこれに懲りてモラルを向上し注意義務を果たせよ」「これで長野では介護施設で殺人等の事件は起こせないという警鐘になるだろう」的な意図で、裁判前に判決が決まっていたかのではと勘ぐりたくもなります。このような動きもあるようですが
特養あずみの里業務上過失致死事件裁判で無罪を勝ち取る会 http://www.mintyo.or.jp/min-iren/share/pdf/trial/panf201811.pdf
無罪を勝ち取る、というのは少し違うのではないかと思います。冤罪を晴らす、という言い方のほうが実状に即しているのでは。
|
|