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[2761] 通所に求められるのは医療レベルの感染対策
日時: 2020/05/04 10:57
名前: 忘れた ID:.3sOxv.c

以前、欧州では新型コロナで亡くなる方の40%〜50%(国による違い)が介護施設であると投稿した。masaさんからも「対岸の火事ではない」と警告があったところである。
そして我が国でも、施設内(老健、特養、サ高住など)での蔓延が報道され始め、実際に医療機関への受入れが難しく、施設内で発症者をケアしなければならない事態が生じてきた。これら施設内感染の原因の一つが、併設する通所系サービスの場合がある。

先日、院内感染の実態についてNスぺが放送したが、コロナが発症せず感染が分からない他疾患の患者Aを、ケアした職員により患者Bに感染させたとあった。
これは医療レベルの感染対策である、一人をケアするごとの手指消毒を怠ったことが原因だ。

新型コロナウイルスは厄介なことに、発症2日前から感染リスクが極端に高まる。つまり全く症状のない通所の利用者であっても感染リスクを否定できないのだ。極端なことを言えば利用者全員が感染者であるとの認識が必要である。

そこで、介護の相手が変わるごの手指消毒が不可欠となる。現場では無理だとの声が出そうであるが、すでにこれを徹底している通所事業所もあり、発症した利用者がいたがクラスターにはならなかった。

参考までに医療レベルの手指消毒のタイミングを貼っておく。
利用者に触れた後、そして利用者に触れる前に手指消毒を行う。2日間という感染ステルス期のある新型コロナウイルスを蔓延させないためには必要と考える。
https://med.saraya.com/kansen/handh/timing/
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Always follow Standard Precautions ( No.1 )
日時: 2020/05/05 09:58
名前: to reduce the risk ID:3XjMIlxw

スタンダードプレコーション

標準感染予防策ともいわれ,院内感染予防の標準対策として米国で作成された。院内感染予防対策は,米国ではさまざまな変遷を経て現在の標準感染予防策が推奨されている。これは全ての患者・医療従事者に適応され,病原微生物の感染源確認の有無にかかわらず,血液,全ての体液,汗を除く分泌物,排泄物,傷のある皮膚,そして粘膜が感染原因になりうるという考えに基づいている。標準的感染予防策は以下通りである。@手洗い:感染源となりうるものに触れた後,手袋を外した後,つぎの患者に接するとき,普通の石鹸を使っておこなう。A手袋:感染源となりうるものに触れるときや患者の粘膜や傷のある皮膚に触れるとき,清潔な手袋を着用する。使用後,もしくは非汚染物や他の患者に触れるときは,手袋を外し,手洗いする。Bマスク・ゴーグル・フェイスマスク:体液・体物質等が飛び散り,目・鼻・口を汚染する恐れのある場合に着用する。Cガウン:衣服が汚染される恐れのある場合に着用する。汚染されたガウンはすぐに脱ぎ,手洗いをする。D器具:汚染した器具は,粘膜・衣服・環境を汚染しないように操作する。再使用するものは,清潔であることを確認する。Eリネン:汚染されたリネン類は,粘膜・衣服・他の患者・環境を汚染しないように操作し,適切に移送・処埋する。
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