大人に「適量」のお酒を提供するだけなら、何の問題もないのでは? ( No.12 ) |
- 日時: 2023/04/10 00:35
- 名前: 中間管理職事務員GM ID:8h325ZRc
- 直接処遇職員ではない事務員だけどコメントさせてください。
デイサービスは「大人」、「成人」の集いです。 その意味だけで言うなら、極論すれば地域の老人会などと同じ括りだと考えます。そして、日本には「特別な日」や「おめでたい日」にはお酒を振る舞う文化も根付いています。
もちろんデイ利用者である以上は介護認定を受けている訳で、何らかの疾患やら認知症やらがあるので、それに配慮する必要はもちろんありますが、デイ利用者の介護度は特養や老健に比べて遥かに低く、普段から晩酌してる人なんて男女共ゴロゴロいるだろうことは想像に難くありません。利用者の方々の身体状況や生活状況に十分配慮した上で、ケアマネやご家族にも特別な行事であることを周知し、希望者の同意を得ればそれでOKですよね?そこに楽しみや生きがいを感じる利用者もいるでしょうに、いったい何の問題があるんですか?
もちろん相応の手間はかかりますが、これはあくまで必要外の付加サービスとしての位置づけな訳ですから、それはコメントNo.8の暑い木さんの仰る通り事業所の力量次第な訳で、介護保険法上も老人福祉法上も禁止されてる訳でなく(成人だから当たり前ですが)、やるもやらないも事業所の自由な訳ですから、飲酒させる事業所があっても良いし、やらなくても良い。その事業所を選ぶのは利用者な訳ですから。それでもご家族に飲酒不可と言われれば、その方にはお酒を提供せずに別の飲料を提供すればよいだけの話ですよね?認知症の方は言うまでもありません。
お酒を嫌う方、何なら匂いすら嫌う人もいるからダメ、という意見もあるようですが、お酒とわからないように全員紙コップやプラコップを使って飲酒者のみ離した席割りにする等すればパッと見にはわからないでしょう?第一、その理屈が通るなら、おやつに砂糖をつかった菓子を提供するなんてことは「糖尿病患者の利用者家族」(結構多いはず)からしたら本来有り得ない話になるはずなんですが、その矛盾については発言者はどうお考えなんでしょうね。ちなみに、うちのデイ事業所でおやつに砂糖を使った菓子を出してクレームがついたことは過去に一度もありませんし、当たり前ですが過去に同様の事例なんて他に見たことはありません。お酒も同様です。それでも心配なら是非ともその理由を詳細にお伺いしたいですね。
私たちは医療ではなく介護、つまり医療職の視点以上に生活の延長線上のサービスを提供する事業者だと考えます。「治療」を至上目的とする医療職とは異なる、その人の生活に寄り添った視点に立脚すべき職種ではないのですか?
十分配慮した上で「地域の高齢者」に対して振る舞い酒をお出しすることに介護保険サービス上、如何なる問題があるのでしょう?心身の活性化などと変に理由付けすることには不自然さを感じなくもないですが、それを理由にお酒の提供すべてを否定するのはもっと不自然だと思いますし、この国の慣習としてお酒を出す理由に「必要性」を要求するのは更にナンセンスだと考えます。
宗教者じゃあるまいし、成熟した大人である高齢者に、そこまである種の清貧さというか、必要以上に縛りをつけることが、生活に寄り添う介護職として果たして正しい判断なのか、事務職ながら疑問に感じます。
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