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[583] 施設看取り時の救急と警察の対応
日時: 2017/06/16 18:03
名前: TOMU ID:9M9.Qh3.

特養で相談員をしています。最近は、医療依存度の高い入所者が増加し、看取りでの対応も増加しています。夜間に急に亡くなり、主治医に連絡すると、救急車で病院まで連れてきてくださいとの指示を受け、救急車を要請すると、必ず警察へ連絡がなされ、警察の対応で職員が負担となっています。
私の認識としては、事故や不審死でなければ、警察による検死は必要ないと思っています。先ず、救急が現場を確認し、不審な点があれば警察に連絡することでよいのではないかと思っていますが、他の自治体でも亡くなった場合、救急車を要請すると必ず警察が来るものでしょうか

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曲解がひどいようなので、指摘します。そもそも指摘しなければよかった、と反省しています。 ( No.18 )
日時: 2017/09/18 09:38
名前: そもそも論ですが・・・ ID:BC686afQ

そもそも医師は診察(検案)をした上で、異状を認めたときに警察に連絡します。
ところが、医師免許を持たない消防署員が「消防署から警察に連絡する」行為を
問題視している、それだけのことです。だから、現場を見てから連絡してくださ
い、と。要件は、現場で外表に異状を認めたとき、でいいのです。判断できない
!といいますが、判断できる人(医師)に委ねたらいいだけの話です。

ですから、福祉施設では夜間帯でも2時間に1回は巡回することが法で定められて
いる以上、心肺停止後2時間もあれば起こすであろう死後硬直をきたす段階まで
発見が遅れる、ということは想定しづらいのです。ですから、諸々の事案で警察
の介入に悩まされる介護事業者に対しては「そもそも、現状は恥ずかしい状態」
と指摘をします。現場も見ずに警察沙汰にされていたら、私達は犯罪者の予備軍
という定義になりますよ?と。

死因究明法案の審議においても「医師が警察よりも先に診る」と明確に定義され
ています。その場合、「消防署員が現場も確認せずに医師よりも先に判断する」
という論理展開は成り立つのでしょうか。
 
「終末期の問題は医療や福祉の問題ではなく、警察と(特に)消防の問題」だと
当方は問題提起をしています。これから医療機関で死ねなくなるというのに、そ
れに対して事件性が!となるので、警察が出てくるのです。現状ですら年間10万件、死亡数がピークになる時代まで現状のままでしたら年間30万件まで激増しま
す。それで警察はちゃんとした活動ができるでしょうか。現状ですら「検視の数
が多すぎて殺人事件を見逃した」と言い訳しているというのに。

当方が上記の主張をしますと、厚生労働省の幹部からは絶賛、在宅医療を熱心に
取り組んでいる医師の皆さんからは「もっと教えてください!」といわれます。
そして、当方の主張を理解できないのが同業者、なんですよね。当方の周囲でも
そうなので、ヘルパー4級さんの指摘は当然です。ただ、もう少し自分の見えて
いない範囲がどうなっているか、調べてほしいものです。紙に頼るだけでなく、
ヒアリングまでしてみてください。

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