[1219] 仮眠なし夜勤体制のこの業界を変えて!
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- 日時: 2018/05/29 09:31
- 名前: ソニック
ID:G6t5cPgc
- 施設の相談員をしております。私は以前から介護、看護の業界で最も改善しなければならない職場環境は、『仮眠のない夜勤体制』であると感じております。この問題については、団体が声を上げ、国に働きかけ改善しなければなりません。看護体制の加算等で病院の夜勤体制が見直されてきてはおりますが、重度の認知症患者がおられる病棟や救急医療の現場では、夜通し走り回っているのが現状でしょう。高齢者施設をみても仮眠体制をとっていない施設が殆どですし、3勤交代の施設では公休になってもゆっくり休めなかったり、連休がとれなかったりといった施設が多いのではないでしょうか。カリフォルニア大学の睡眠に関する研究では、1晩徹夜しただけで脳の認知能力が酩酊状態とされる状態と同じぐらい低下することを発見しました。酩酊状態といえば何か最近のニュースが思い浮かびますが、意識はハッキリしているようでも実際脳はそれだけ披露しているということです。そのような状態で事故のない介護、看護を護ることができるでしょうか?当施設では人件費は嵩みますが、夜勤体制を厚くし、3時間の仮眠を与えています。それでも少ないと思っています。しかし、これが思わぬ反響でして、募集をすれば直ぐに介護職員が集まりますし、職員の定着率が非常に良くなりました。職場アンケートでは、「夜勤の業務は大変ですか?」「体力的に長く続けられる職場ですか?」の質問に「非常にそう思う。」の回答が殆どでした。私は何も自分の施設の自慢をしたい訳ではないのですが、皆さんの施設ではどうでしょうか?この問題に対してどう感じていますか?老施協のお偉いお方が見ておられましたら、銀座に通うのもかまいませんが、是非ソーシャルアクションを起こして頂きたいと思っております。
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