国保連への請求方法をどうするか ( No.2 ) |
- 日時: 2019/01/23 11:09
- 名前: しすてむ担当 ID:RAit0aQM
- 介護ソフトを使用しない場合、国保連への請求をどのように行うかという点も重要なファクタになります。
伝送を行わず紙媒体で提出するという手段も選べますが、手作業での集計、指定様式帳票の作成、伝送とのタイムラグ、再請求・返戻の管理など、利用者が増えれば増えるほど手間とミスの発生も比例して増大していくことは必至です。 また、理論上はインターネット伝送をソフトなしで行うことも不可能ではありませんが、送信データの作成は手作業で行うのは無理があり、国保連の販売する簡易入力ソフト(\60,000。法改正時にはバージョンアップが行われ再度購入が必要)などを使用する必要に迫られるでしょう。しかも、インターネット伝送という名前ではありますが、Webブラウザで利用できる介護保険の電子請求受付システムでは、国保連からのデータを受信することはできますが送信することはできず、国保連の伝送ソフトや伝送代行サービスを利用する必要もあります。さらにインターネット伝送を行うには電子証明書を発行してもらう必要があり、3年で13,200円の費用も必要です。
当方で使用したことはありませんが「給管鳥」という日本医師会が無償配布しているソフトウェアに国保中央会「介護伝送ソフト」用のCSVファイル出力機能があるようです。こうしたソフトと伝送代行サービスを利用すればコストは抑えられるかもしれません。 いずれにせよ、初期は手作業でというのは「あり」でしょうが、Excel等での手作業で済む程度の利用者しか確保できない状態が続くのであれば、今の制度では事業の存続自体が難しいのではないでしょうか。
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