[4121] 特養大規模クラスター後の感染対策について
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- 日時: 2022/05/30 09:34
- 名前: 竹。◆md3RvLxqwg
ID:K1JgfZHw
- 偶然出会った人から聞いた話です。
ある特別養護老人ホームで新型コロナウイルス感染、大規模クラスターが発生。2カ月近くに渡って対応が続き、職員は公休取れず、交代勤務が続き、自身の感染不安もあり、職員は心身ともに疲弊。 不幸中の幸いで、感染した利用者、職員ともに無症状、または発熱や感冒症状程度で比較的元気があり、入院に至るような人はいなかった。 既に収束して2か月程経過したが、上層部から「再クラスター防止の為」以下の指示、対応が続いている。 職員の勤務体制は担当フロア職員を2チームに分け交代制(濃厚接触対策)、同じチーム以外の職員との接触NG。 利用者も1フロア内で2つに分け、1日おきに居室から出てはいけない日、フロアで過ごしてもいい日として対応。居室から出てはいけない日は食事も全て居室。 食事介助が必要な人が半数近く。1人の職員が一度に複数人の食事介助を担当すると感染リスクが高まる為、NG。職員数が限られている上、1人ずつしか介助が出来ない為、2時間近くかけて食事介助。 入浴についてもマスクを外すので最少人数で実施。入浴回数減少。 生きる上で必要な最低限の介助を少人数で実施、時間と感染対策に追われ、利用者に対して人間的なかかわりを持てず、「ここは刑務所か?」とまで感じ、精神的にも追い詰められている。 いつまでこの体制を続けるのか、上層部に確認した所、「コロナが収束しないと緩められない。少なくともあと半年は継続する」とのこと。 私がたまたま話を聞いた職員さん自身も、仕事のことを考えただけで涙が出る。精神的にも限界と認識しながら、「誰かが抜けたら現場が崩壊する」と責任感から、離脱出来ないと話していました。
これを日常の感染対策としていいのでしょうか。 私自身、在宅系サービスに携わっていて、どれだけ対策を行っても人として生活、活動している限り、ゼロリスクは困難と思っています。 クラスタ―も経験、あんな思いは二度とごめんだ、と思ってはいますが、 普通の暮らしを脅かす程の対策が適切なのか、わからなくなってきました。 内部の職員さん達が声を挙げてくれればいいのでしょうが、諦めムードのようです。 私がこの特養に何か働き掛けるような関係性ではなく、何も出来ない立場ではあるのですが、どう考えればいいのか、一緒に整理してもらえたらと思います。
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