オンコール出動義務の有無と電話対応中心運用の妥当性 ( No.2 ) |
- 日時: 2025/12/07 12:39
- 名前: ハイパーロック ID:1f2456n6
- 電話対応のみで運用する施設は実際に存在する?
制度的にも、社会情勢的にも、 「夜間は看護師不在(オンコールは電話対応のみ)」という体制は法的に許容されており、実務としても増えているかと思われます。 ただし、前提条件として
●入所者の医療依存度が低い ●介護職員が医療的ケアの一定スキルを持つ ●急変時は介護職→医師への直接連携が可能 ●施設内で医療判断のマニュアルが整備されている
制度上、特別養護老人ホームに夜間の看護職常駐義務はなく、オンコールが電話対応中心であることは問題ありませんが、 近年、医療的ケアの介護士実施拡大、医師の24時間バックアップ、看護師不足などの社会情勢によって、“電話対応のみ”のオンコール体制を運用する施設は実際に存在し、むしろ増加傾向にあるのではないでしょうか。
ただし、急変時対応やリスク管理の観点から、 完全な「出動ゼロ」を制度上保証するものではなく、 施設の体制構築が重要となります。
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