介護保険における飲酒の位置づけについて ( No.28 ) |
- 日時: 2023/04/13 12:05
- 名前: 病院事務長 ID:zI9pjsb2
- 久しぶりの投稿で失礼します。
中間管理職事務員 様
デイサ−ビスでの飲酒の可否について、法令で定められているかどうかが問題 ではなく、飲酒の目的が妥当かどうかが問題ではないかと思われます。 介護保険は「高齢者の身の回りの世話をすることを超え、高齢者の自立を支援する事を理念とし、介護を社会全体で支え合う」仕組みです。これらに沿った利用者のニーズがあるのなら、飲酒を計画に位置付けるのは妥当だと思いますが、単に利用者のデマンド等に対応しただけのものであれば、そんな計画を作成するケアマネやサービス提供事業所の見識に疑問符が付くのではないでしょうか?
もちろん時期に沿ったイベントを開催(例えば正月に餅を食べるなど)し、季節感を演出することは大事なことと思いますが、このことと飲酒がすぐに結びつくかと言うと疑問が残ります。
個人的な見解ですが、「ルール違反ではないから」ということで、全国のデイサ−ビスで飲酒が常態的に行われるようになってしまったら、社会から「そんなことに介護保険の財源を支出しているのか?」と見られて、デイサ−ビスそのものが廃止に追い込まれる事態になるのではないかと危惧しますが如何ですか?
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