自動車製造会社の規制に期待したい ( No.3 ) |
- 日時: 2018/01/12 12:19
- 名前: pinko ID:kBI088lw
- 個人の尊重(人権)はわが国の骨格をなしている最重要な権利です。そのため、他の人権と調整が度々問題になります。
この人権の話をしてしまうと長くなってしまうので、端的に書きます。
認知症の状態によっては検察が不起訴にしているのは、本人に責任を負う能力がないと判断しているからです。我が国の有罪率の高さは有罪となるだろう事件を検察が起訴しているからだと言われています。
一方で、民事上の責任も過失責任を原則としており、責任を負えない人に損害賠償請求をすることは困難です。
最近、認知症高齢者の起こす事故について保険でカバーしようという話が出ているのは、本人に損害賠償請求の追求ができないという点や監督義務者とされた者に対する追求は酷である場合もあるという点などによる不利益が被害者にないようにするためという目的があるからです。
国家権力が国民の行動に制限をかけることについては、立法での議論や司法のチェックに期待します。
自動車運転に関して、masaさんが書かれているように自動車を動かす際に一定の認知テストをさせるという機能を付けることはよいように思います。 また、自動運転の性能が上がり、危険運転を機器が認識したら安全に停車させるであるとか、運転をサポートするであるとか、カメラやレーダーの機能が向上しているのでできそうです。
国の規制が入る前に、自動車製造会社の自主規制として採用できそうですが、メーカーはそういった技術に積極的なのでしょうか。
自主的に免許を返納して自動車運転をやめる制度を積極的に普及させるためには公共交通の充実とバス代、電車代、タクシー代などの助成制度の充実が必要です。都会の人は困らないかもしれませんが、大多数の人は自動車が無ければ生活に困る生活をしています。生活の足である自動車を手放すためには相当の保障が必要であるように思います。それが不幸な事故を防ぐための費用であるのなら、その負担を受け入れる国民になる必要があります。
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