体位変換の負担軽減については、 ( No.3 ) |
- 日時: 2022/08/01 10:41
- 名前: ケアマネナース ID:3LKk0/Vo
- 現在、当施設では自動寝返り支援ベッドの導入を進めています。
体圧分散マット+自動寝返り支援ベッドでの対応で先ほどのような「体重が重く体位変換が困難な方」への対応をしています。 但し、導入台数としては3台ほどしか導入していないため、まだまだ介護職員への負担軽減は出来ていないかもと思っています。 自動体位変換機能付きエアマットについては、機能訓練指導員の方からは不評でありました。 エアマットの常時使用については、性質上子供の遊具でよくみる「ふわふわドーム」の上にいるような不安定感があり筋緊張の促進および拘縮を促進するということで数か月後のADLに差がでると言われてます。 ただ、実感レベルではそんなに言うほど差を感じた事がないのですが、専門家からの意見や見地は見過ごせない重要なメッセージと考え、フランスベッドから販売してある自動寝返り支援ベッドの導入の方向へ切り替えました。 ここ数年の福祉用具の進歩はすさまじいものがあると同時に、導入タイミングが非常に難しいと感じている所です。 パナソニックから出ているリショーネPlusによって、移乗介助をする負担の軽減を考えるべきか、それによって座位になり接地する機会が無くなり自立支援の妨げになっていないか等の部分があり、様々なメーカーを導入することにより介護職員の混乱を招かないか等「使う側」の習熟度によって導入スキームが変わってきており、悩ましい限りです。
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