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[528] おすすめの医療知識が得れる本はありますか?
日時: 2017/05/11 13:00
名前: 新米介護士 ID:6sd.PUFo

この4月から介護士として特養で働いている新卒の者です。
masaさんの記事からは介護への誇りややりがいなどをいつも感じています。
幸い職場にも恵まれ、先輩も親切な方が多く、少しづつペアの業務からひとりで出来るようになってきているところです。

masaさん、また皆様にもお聞きしたいことがあります。
日々お世話させていただく中で医療、医学の知識も必要だなと実感しております。
特養で働く上で必要な医療知識などが得やすい参考書などはありますでしょうか?
私は一般大学卒業で福祉系の学校ではありません。少しでも早く様々な知識・技術を習得して追いつきたいと思っています。
技術は現場の中で徐々に教えてもらうしかないかと思っていますが、最低限の知識ぐらいは自己学習で得たいです。

何かおすすめの本など教えていただければありがたいです。

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追記(栄養についての本) ( No.4 )
日時: 2017/06/04 17:17
名前: 病棟介護職1年目 ID:fLcY.jXk

新米介護士さんへ。

またまた遅れたレスで申し訳ありません。
もう1点、ご質問の趣旨に関して大事な事を言い忘れていました。
それは何かと言うと、他職種連携という事とも関係するのですが、
介護職は医療職だけでなく、利用者へ提供する食事についても
(管理)栄養士と話をしなくてはならないという点です。
ご存じとは思いますが、病院や福祉施設の厨房とは単に食事を作る
所ではありません。介護職や医療職から受ける連絡や情報から、
利用者のQOL(この中には食事の嗜好までも含む)や嚥下状態に
応じて、食形態やメニューそのものを検討して必要ならば別に準備
し、利用者の食事中を観察した後で食の面から現場にアドバイスを
出すなど、その役割は介護職や医療職と並んで大変重要です。

高齢者の場合、食が健康に与える影響は大きい事から殆どの場合、
医療職と同じく健康状態の維持・改善に向けて栄養士の方も動く
と思いますが、提供する「食事」という形で利用者と関わるため、
医学的な視点からの栄養学、つまり「こういう疾患を持つ人に、
この食事を提供した場合、どういう理由でどんな状態になるか」
又「どうすれば摂取困難な人にも、意欲的に食事に取り組んで
もらえるか」という課題を、日々実践されているはずです。
これに関する分野を『臨床栄養学』と呼びますが、医療と並んで
介護職はこれについても学んでおけば、会議の場などで栄養士の
意見を理解しやすくなります。看護の本と並行して、ぜひ一度
読んで見て下さい。

私が目を通した中で有用であった、以下の2冊を挙げておきます。
・医歯薬出版編「カラー版 疾病の成り立ちと栄養ケア/目でみる
 臨床栄養学 UPDATE 第2版」(医歯薬出版)
・下田妙子編「カラー図解 高齢者の栄養管理ガイドブック」(文光堂)

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