[53] (老健)外部からウイルスを持ちこまない事を目的とする面会規制が未だに続いています。
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- 日時: 2016/04/29 17:18
- 名前: tanco
ID:qdmdZ4fM
- 入所100名、多床室メインの介護老人保健施設で勤務している者です。当施設の感染対策上の面会規制について皆さまのご意見をお伺いしたく存じます。
当施設では、5月の大型連休を迎えるというのに、まだ面会規制が解除されません。 この「面会規制」とは、施設内で感染症が流行しているので一時的に設けるものではなく、外部からウイルスを持ちこまない事を目的とするものです。 規制内容としては、以下の通りです。 @フロア内への立ち入りは、利用者様の衣類等、物品の補充などに関わるご家族1人のみ。 Aその際、利用者様に会うこと、話をすることは可能だが、5分以内を目安として終了して頂く。 B未就学児のフロアへの立ち入りは禁止。 C面会者は一律マスク着用(勤務職員も同様) 規制の根拠は以下の通りです。 @施設長である、施設医師が周辺地域の感染症の流行状況から判断。 A当施設の所在地を含む近隣地域のインフルエンザ定点あたり報告数が1.0を下回っていない。 大型連休を迎えるにあたり、上記規制が継続されており、面会規制解除のニーズもより高まることが容易に想像されるため管理者にも訴え、規制の解除を施設長に再三上申しましたが、「近隣地域のインフルエンザ定点あたり報告数が1.0以下にならないと解除はできない」という施設長の方針は揺るぎなく、解除には至りませんでした。更に、「この冬、入所の利用者様が一人もインフルエンザに罹患しなかったのは、この対応が妥当であるという証左である」とされました。 ただし、代替案として、遠方からの多人数での面会などはフロア以外の場所を変えて行っても良いという指示がありましたが、「こういう場合はよくて、こういう場合はダメというのはご家族が不公平感を持つ。それならば、一律に規制中なので面会を不可とする方がマシ」という意見も挙がり、結局大型連休を前に何も変わらない状況です。 この規制によって職員の感染対策への意識付けが出来ていると評価する向きも施設内にはありますが、私は、権利侵害と悪平等な思考が助長されていることの方が遥かに由々しき問題と考えています。この規制はもう6年余り前から冬季になると必ず敷かれ、解除はゴールデンウィーク前となるのが恒例です。1年の半分くらいがさながら“鎖国”かと思われる状況です。その中で職員の感覚麻痺も助長されているように思えてなりません。 このように感じるのはおかしいのでしょうか?他の老健においても、外部からウイルスを持ちこまない事を目的とする面会規制として、この程度の事はおこなわれているものなのでしょうか?
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