私の失敗談です。 ( No.6 ) |
- 日時: 2019/09/29 05:26
- 名前: 元新任管理者 ID:WUtOyVDc
- 新任管理者様 お察し致します。
私の失敗談ですが、少しでもお役に立てれば。
私も5年前に当時ケアマネ歴3年で管理者になりました。 同僚はベテランの主任ケアマネでしたので、相互チェックなどもしません(できません)でした。
結果、2年前の実地指導で、そのケアマネの書類不備により返還金が発生。過去5年間分の自主点検により、前任の管理者(退職した別のベテラン主任ケアマネ)の書類不備と合わせ、莫大な自主返還金が生じ、法人に多大な損害を与えました。その責任をとる形で、上司である施設長と同僚の主任ケアマネは退職し、社内に頼れる人がいなくなりました。 今は、こちらの掲示板などを参考にしながら、コツコツと事業所の体制の立て直しに取り組んでいるところです。
現在の同僚(また別のベテラン主任ケアマネ)も、残念ながら法令に疎く書類管理もずさんで、実地指導があれば返還金が生じるレベルです。
以前受講した実地指導対策の研修(講師は、実際に実地指導に携わっていた元役人)での話のなかで、「ケアマネは相談職であると同時に、事務職でもある。事務処理能力が問われる職種である。 」という言葉がありました。
前述の3人の主任ケアマネ、各種ケアマネ研修や居宅事業所連絡会などで出会うケアマネの話を聞いていると、法令や事務処理能力に疎い方の多さに驚かされます。(もちろん自分自身含めてです) 元々介護職や看護職など現場畑出身が前提の資格(職種)ですし、ケアマネになったからといって、すぐに身につくものでもないので仕方のないことかもしれません。
だからこそ、個人の資質や努力に頼るだけでなく、事業所(法人)でのチェック機能や業務マニュアルの作成、教育体制などが必須と思います。
今いる同僚のプライド尊重や職場の雰囲気も大事ですが、事業所(法人)の適切な運営やリスク管理、そして利用者への適切な支援のためにも、管理者として、事業所の体制の見直しに時間と労力をそそいでいかれてはいかがでしょうか。
実地指導や監査などで、指導や指定取り消し、資格剥奪をされるのは、他ならぬ法人と管理者であるあなたなのです。同僚のケアマネではありません。 その危機感をもたれたほうがよいと思います。
がんばってください。
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