当施設のオンコール体制について ( No.6 ) |
- 日時: 2025/12/10 08:41
- 名前: かわら◆L3Iw1LqG9s ID:xpjagHS2
- 連続投稿失礼したします。現在、特養施設長をしている者です。
当特養では、看護体制加算Uを算定しているので、毎日看護職員がオンコール担当となり、「夜間いつでも電話対応ができる」「必要に応じて出動できる」体制を取っています。 但し、ここ3年程の実績では、看護職員が緊急出動することはほとんどありませんでした。理由は下記のとおり。 @発熱時等の内服指示は電話にて対応する。 A急変で救急搬送が必要な際には、夜勤介護職員が同乗する。必要に応じ、早番介護職員に早出出勤を要請するなどして、介護職員のみでケアを行う。 B看取り時は、エンゼルケアは施設職員が行わず、全て葬儀社に任せる。
現状の人員で運営していくために、過去数回の業務マニュアル改定を経て現在の体制としています。
Bエンゼルケアについて 以前は、深夜でも早朝でも、看護職員が出動しエンゼルケアを実施させていただいていました。しかし現在は、夜間逝去された場合にはご家族にお待ちいただき、朝になってから配置医による死亡診断を実施。エンゼルケアは葬儀社に全て任せています。もちろん、ご家族には事前に同意を得ています。 なぜか?看取りケアの件数が増え、看護職員の疲弊があまりにも大きくなってきたためです。「最期は私達にもエンゼルケアのお手伝いをさせて欲しい」との声もありましたが、“深夜に緊急出動した看護職員が次の日睡眠不足で勤務”“深夜緊急出動した看護職員の代わりに日中代替出勤した職員の休みはいつ取るか?”等の課題が頻出し、職員によるエンゼルケアは実施しないと割り切ることにしました。
現状がベストとは思っていません。ご利用者ご家族の希望に沿ったサービスを提供したいですが、限られた職員の中で適切な体制が取ることができないのは施設長の責任と痛感しています。理想と現実の乖離を少しずつでも近づけていけるよう尽力していく所存です。
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