NTTの「SMS一斉連絡サービス」は? ( No.7 ) |
- 日時: 2018/06/27 11:52
- 名前: ヘルパー4級 ID:CT0HoyKU
- 法人向けサービスで、幾らなのかわかりませんが、NTTの「SMS一斉連絡サービス」の方が安否確認や緊急連絡用途には向いているのでは、と思いました。
https://www.nttdocomo.co.jp/biz/service/sms_broadcasting/
LINEにせよe-mailにせよ、インターネットを利用したサービスなのでパケット交換で通信します。つまり本質的に、送信した所で相手に届いたかどうかわからない (届くまで何段も中継されるので遅延や未着があり得る) のに対し、SMS は回線交換なので、直接1対1で通信します。つまり、相手に届けば「届いた」と判るというのが決定的な違いです。
しかしながらHPに記載の番号に掛けて「例えば120人だったら毎月、幾らぐらいですか」と目安だけでも教えてくださいと頼んだのですが、法人営業の人間が伺うからの一点張りで、一切目安も教えてくれませんでした。これじゃ「こんな便利なものがあります、ウチも導入しましょう」って上に提案のしようがないですね。仮に、驚くほど高額で、NTTの営業がしつこく導入しろと言い出すようだと、こっちが恨まれるので。
全く別の話になりますが、前職では東日本大震災が起き、その復旧支援で威力を発揮したのがTV会議です。被災した事業所と本部、そして近隣県の事業所を多地点接続し、被害情報の報告や対応策を話し合いました。こういうものは日頃使っていないと災害時に使うのはなおさら無理です。輪番停電している事業所も自家発電装置でTV会議室だけは使えるようになっていました。
TV会議は敷居が高いという場合は、NTTのコーラスラインがお勧め。いざとなれば携帯電話ひとつで参加できます。 http://www.chorusline.jp/audio_conferencing/feature.html
ポイントは
・電話会議のサービスは色々あり、コーラスラインより割安なものもあるが、災害の時の可用性を考えれば、NTTのコーラスライン以外はお勧めできない。明治時代から災害時に電話は命綱として活躍していた歴史があり、交換機の地下に自家発電書を備えている、といった所まで災害に強靭なのはNTTしか無い。 ・大阪のアクセスポイントと東京のアクセスポイントの両方を契約する事。そして少々割高でも、日頃の電話会議で両方を交互に使って双方に使い慣れておく。大規模災害が起き、例えば大阪のアクセスポイントが被災あるいは輻輳すれば、東京のアクセスポイントを使って災害対応のための電話会議を行う。(関東と関西が同時に大災害に合う可能性は少ないとしてセンターを二箇所設けているというのも、NTTぐらいなもの) ・発言する地点以外はマイクをオフにしてハウリングを防ぐ。 ・携帯電話はアナログの固定電話に比べてデジタルで処理を行うので遅延が出やすくエコーが生じやすい。遠距離から携帯で話をすると会議が成立しないほど酷いエコーが生じる事もあり、やむを得ない場合以外は携帯は避ける。なお話を聞くだけなら携帯でも問題無いが電池切れの懸念もある。 ・Polycom の SoundStation2 でもあれば本格的だが、無ければ電話のスピーカーフォン機能ぐらいで我慢。 ・電話会議はTV会議と比べ、顔や表情が見えないので会議を上手く進めるのには慣れが必要。発言の冒頭で「どこそこの鈴木です」と名乗ってから話を始めないと、どこの誰が話しているのか他の参加者にはさっぱり分からない。
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