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[289] 次期、介護保険改正はどうなるのか?
日時: 2016/09/26 16:43
名前: ina ID:O5MvEF3Y

http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000137709.html

第64回社会保障審議会介護保険部会資料

鷲見委員提出資料『介護保険制度改正への意見書』より

2.特定事業所集中減算については、公正・中立を確保する取り組みとして有効とはいえない。多職種連携のもとに、介護支援専門員が作成したケアプランは、尊重されるべきである。

9.あらゆる利用者が公平にケアマネジメントを活用し、自立した日常生活の実現に資する支援が受けられるよう、居宅介護支援費は、介護保険制度の理念のもと、全額を保険給付で賄う現行制度を堅持すべきである。





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財政制度分科会(平成28年10月4日開催)資料 ( No.8 )
日時: 2016/10/05 11:47
名前: ina ID:n/vhiBig

http://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/proceedings/material/zaiseia281004/01.pdf

43〜54項にかけて、介護関係の改革の方向性(案)が掲載されています。

高額介護サービス費制度の見直し
【改革の方向性】(案)
○ 平成27年8月の制度改正による一部2割負担導入の趣旨の徹底や医療保険との均衡の観点から、速やかに、高額療養費制度と同水準まで利用者負担の月額上限を引き上げるべき。また、高額療養費制度について70歳以上の月額上限が見直される場合には、見直し後の水準まで引き上げるべき。

介護保険における利用者負担の在り方
【改革の方向性】(案)
◯ 介護保険制度を取り巻く以下のような状況を踏まえ、軽度者が支払う利用者負担額が、中重度者が支払う利用者負担額と均衡する程度まで、要介護区分ごとに、軽度者の利用者負担割合を引き上げるべき。
・ 1人当たり利用者負担額が高く、「共助」の必要性がより高い中重度者への給付を安定的に続けていく必要があること。
・ 近年、軽度者に対する費用額の伸び率が高くなっている中で、更なる保険料上昇を可能な限り抑制していく必要があること。
・ 制度創設時と異なり、現在は、医療保険においても、70歳以上の高齢者に一部2〜3割負担を求めていること。
・ 負担能力を超えた過大な負担とならないようにするための高額介護サービス費制度が存在すること。

軽度者に対する生活援助サービスの在り方
【改革の方向性】(案)
○ 軽度者に対する生活援助については、介護保険の適用事業者に限らず、多様な主体が、利用者のニーズに柔軟に対応してサービスを提供していくことも可能と考えられることから、地域支援事業に移行すべき。
○ また、移行の前提として、以下の見直しを行い、制度趣旨に沿った適正利用を徹底すべき。
・ 民間家事代行サービスの利用者との公平性や中重度者への給付の重点化の観点から、保険給付の割合を大幅に引き下げる。
・ 生活援助により、どのように重度化の防止や自立支援につながるのかをケアプランに明記することを義務付ける。

軽度者に対する福祉用具貸与等の在り方
【改革の方向性】(案)
○ 適正な価格・サービス競争の促進、不合理な地域差の是正、中重度者への給付の重点化の観点から、以下の取組により、福祉用具貸与の仕組みを抜本的に見直すべき(特定福祉用具販売、住宅改修についても、同様の考え方に基づき見直すべき)。
・ 貸与品の希望小売価格や耐用年数等を考慮して算定される合理的な貸与価格と、搬出入や保守点検等の附帯サービス価格を明確に区分することを義務付け、価格形成についての利用者・保険者への情報開示を進める。
・ 保険給付の対象を、貸与種目ごとに定める標準的な貸与価格と真に有効・必要な附帯サービス価格に限定する。
・ 要介護区分ごとに標準的な貸与対象品目を定め、その範囲内で貸与品を決定する仕組みを導入する。
・ 軽度者(要介護2以下)に対する保険給付の割合を大幅に引き下げる。

軽度者に対するその他給付の在り方
【改革の方向性】(案)
○ 軽度者に対する通所介護など、介護保険の適用事業者に限らず、多様な主体が、利用者のニーズに柔軟に対応して必要な支援を行っていくことも可能と考えられるサービスについては、中重度者への給付の重点化や地域の実情に応じた効率的なサービス提供の観点から、地域支援事業に移行すべき。
○ また、移行の前提として、機能訓練がほとんど行われていないなど、サービスの実態が、重度化の防止や自立支援ではなく、利用者の居場所づくりにとどまっていると認められる場合には、減算措置も含めた介護報酬の適正化を図るべき。

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