ICT元年を迎えた?介護業界 ( No.1 ) |
- 日時: 2018/06/01 12:09
- 名前: masa◆PQB2uTgXDQ ID:50JwbRuE
- このフォーラムがいよいよ来週と再来週に迫りました。このことに関連してブログ記事を更新しましたので参照ください。
参照:ICT元年を迎えた?介護業界 http://blog.livedoor.jp/masahero3/archives/52094998.html
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限定的な利用しか認めていないようですね ( No.2 ) |
- 日時: 2018/06/01 18:21
- 名前: ヘルパー4級 ID:NBoUYrMQ
- 私は他業種出身ですが、TV会議で国内外の出張・会議の費用を削減する上で活用が常識化している企業に比べると介護分野ではまだ取り組みが遅れていると感じていますが、一次資料を急ぎ見てみましたが
平成30年度介護報酬改定の主な事項について (p.16, 24, 25) http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12301000-Roukenkyoku-Soumuka/0000196658.pdf
「平成 30 年度介護報酬改定に関する Q&A(Vol.4) (p. 1, 2) http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/kourei/hoken/kaigo_lib/info/saishin/saishin.files/jouhou_657.pdf
予想通り「がっかり」ですね。要するに、ヘルパーや施設の介護職員が、「PT・OT・ST・専門医様、Aさんの状況はこうです」と指示を仰ぐのにしか使えない…つまりヘルパーや施設の介護職員が、TV電話で、多忙なPT・OT・ST・専門医がAさん宅まで訪問しなくても済む場合はそれで対処できるようにせよ、と。
訪問介護事業所と自宅をつないで遠隔で安否・体調確認とか、ヘルパーが自宅と訪問介護事業所とつないで訪問介護事業所の看護師に指示を受けるとか、そういった使い方は全く想定していない様子ですね。「定期巡回・随時対応型訪問介護看護、夜間対応型訪問介護」に関しては、「使ってもいいという意味なのかな」と解釈しようと思えばできる個所もありますが。(前述の p.24 の、定期巡回型サービスのオペレーターの専任要件等の緩和の個所)
多職種連携には程遠く、専門医・PT・OT・STが「主」、ヘルパーや施設の介護職員が「従」というのが丸分かりです。利用者の自宅や介護施設でTV電話を用意・設置・調整・操作するのがヘルパーや施設の介護職、でも手間ひまかけてTV電話でつないだ所でヘルパーや施設には省力化や加算の面での恩恵はゼロ、足を運ばないで済んで加算が貰えて得をするのは専門医・PT・OT・STだけ、という理解で合っているのでしょうか。もし担当者会議がTV電話の多点会議として開催できないのでは、ICT活用とは言い難いです。(企業であれば、多地点会議はやれて当然という所も)
これだと一歩前進、とまではいかないですね。0.1歩ぐらいでしょうか。でもその0.1歩ですら、進むためには通信機器の制定が必須です。自宅や介護施設、そしてPT・OT・ST・専門医がそれぞれ好き勝手な機材・通信方法・アプリを導入したのでは、全くつながりません。ここで「ITU-T H.323 規格でやると決めれば」などと謎のセリフを言っても仕方がないので、
・理想的には、厚労省が音頭を取ってWindows PC、iPad、Androidのいずれでも動作する通信アプリの仕様を策定させ、入札させて制作させる。多地点会議の機能は必須。医療情報が扱えるようにセキュリティ機能も盛り込む。
・これが無理なら、奨励アプリを指定する。例えば「Skype は使えるようにしておくこと」等。
そういう発想は無いだろうから、それぞれ好き勝手な機材・通信方法・アプリを導入して収拾がつかなくなる可能性が 99.9999% ぐらいでしょうか。後は、ヘルパーや施設の介護職で使える操作の易しいシステムが選ばれるか、直ちに埃をかぶるかですね。入手性が良く低価格・高性能化の進むタブレットぐらいで通信できるようにすればともかく、何十万円かそれ以上する専用機を導入しなければ通信できないのであれば、ICT活用が実現する見込みも低いと思われます。
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未来投資会議(第17回)配布資料 ( No.3 ) |
- 日時: 2018/06/05 10:40
- 名前: ina ID:IWE0.vqE
- ttps://www.kantei.go.jp/jp/singi/keizaisaisei/miraitoshikaigi/dai17/index.html
資料4−2 27項
B介護分野における多職種の介護情報の連携・活用 ・介護分野におけるICT化・情報連携が全国的に行われ、介護に携わる関係者の効率的・効果的な協働を可能とするため、居宅介護支援事業所と訪問介護等のサービス提供事業所間における情報連携の標準仕様を検討し、本年度中に結論を得る。あわせて、ICTを活用した医療・介護連携について、本年度実証を行うとともに、その結果を踏まえ、標準仕様の作成に向けて検討する。 ・介護分野におけるICT化に関しては、介護現場の業務の効率化・生産性向上の取組と一体として推進し、ICTの導入を促進するための総合的な対応を検討し、来年度に導入を抜本的に進める。こうした取組に沿って、平成32年度までに、介護分野において必要なデータ連携を可能とすることを目指す。
資料4−2 30〜31項
B 書類削減、業務効率化、生産性向上 介護分野の情報連携、介護事業所におけるICT化を抜本的な業務の再構築・効率化につなげるため、介護サービス事業所に対し国・自治体が求める帳票等の実態把握と当面の見直しを、本年度中に実施する。その後、事業所が独自に作成する文書も含めた更なる見直しを進め、文書量の実効的な半減を実現する。 ・作成文書の見直し、介護ロボット等の活用に加え、ICT利活用や、非専門職の活用等を含めた業務効率化・生産性向上に係るガイドラインを本年度中に作成、普及させ、好事例の横展開を図る。 ・高齢者の活躍を促進するとともに、介護人材の裾野を広げる観点から、地域医療介護総合確保基金により、「介護助手」等の多様な人材の活用を図る等、介護人材確保に総合的に取り組む。 ・医療分野や障害福祉分野についても、介護分野と同様に、各分野の特性に応じて、作成文書の見直しやAI・ロボット技術の活用、多職種連携等の取組を促進する。
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「TV電話」という言い方 ( No.4 ) |
- 日時: 2018/06/07 13:26
- 名前: ヘルパー4級 ID:W3AIgmiw
- 余談ですが、訪問介護について話をしようとする際に、ヘルパーを「家政婦」と呼ぶようであれば、この人はもう「アウト」であって話を聞く価値があるのか疑問視されるでしょうが、介護報酬改定に関する Q&Aにある「TV電話」という言い方もどうでしょうかね。鉄腕アトムの頃の話だそうです。あの資料を作ったのは非技術系だと一発でわかります。ビデオ会議あるいはビデオコンファレンスの方が無難でしょう。実は「ICT」という言い方も、政府や学術の分野で使われる言葉で、技術屋は「IT」ですね。なぜITで済むのにICTなんて言葉を流行らせたいのか、というイメージ。ただし、「ICT」は「TV電話」とは異なり、「アウト」な言い方ではないですが、歩く様子を動画に撮影してPT・OT・ST・医師に送るというのは、コミュニケーションには当たらないですね。
今ある技術を活用して相当に高度な省力化のシステムを構築も考案もする能力がない人が集まって将来の技術の方向性を策定するというのが大きな間違いだと思いますが、(未だに「TV電話」と呼ぶような人たちでは駄目という事) オランダのビュートゾルフという組織で既に威力を発揮しているようなシステムを凌駕するものは、日本の介護現場ではできそうもないですね。ここの「申し送り・記録共有がiPadでできる独自システム」の節です。 https://www.kango-roo.com/sn/a/view/1441
書類半減(というより事務作業削減)もビデオ会議も動画撮影も多職種による情報共有も、介護職にタブレットひとつ持たせ、後は適切なサーバーを仕立てればいますぐでもできますが。サーバーは、介護施設や訪問介護の事業者が勝手に何とかせよというのではなく、全国共通で同じ操作ができる物を作って欲しいです。どうせならMCU機能もあった方が便利ですかね。でもそういう事が全然できていない (部分的にでもできない) のだから、「平成32年度」なるものは永久に来ないかもしれません。
複雑な制度関係の資料はタブレット一つで、ネット環境が無くても全部参照も検索もできるとか、個人情報の扱いや救急救命などどこでも必須な研修の教材は動画を用意してそれを職員は何度でも見返せるようにするとか、そんな事であれば技術的には、極めて容易です。
今後については深刻さを増す介護人材不足と高まる経費削減要求から、「現場の介護職がタブレット一つで仕事ができるようにするにはどうするか、書類周りや制度関係の整理も含めどう仕事のやり方を変えれば実現できるか」という観点で話し合って欲しいです。ま・・無理ですか。
※ MCU: Multipoint Control Unit。多地点会議を可能とするためのサーバー。端末に自力で多地点会議を開催する機能がない場合に使われるが、今は端末の性能が上がっているので端末側にこの機能をもたせる事も可能。
※「TV会議」という言い方は、正確ではないもののよく使われます。
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6/15(金)大阪会場が最終回です。 ( No.5 ) |
- 日時: 2018/06/13 08:25
- 名前: masa◆PQB2uTgXDQ ID:EP0TtlUw
- 公共ICTフォーラム2018は、6/15(金)大阪会場が最終回です。どなたでも無料で参加できますので、この機会にぜひおいでください。
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