どの市町村でも同じではありません。 ( No.1 ) |
- 日時: 2018/09/21 08:05
- 名前: masa◆PQB2uTgXDQ ID:72es/3/g
- 介護予防訪問介護は基準省令で、『「介護予防訪問介護」については、「身体介護中心型」及び「生活援助中心型」の区 分を一本化することとする〜通院等乗降介助以外のサービスの範囲については、訪問介護と同じ取扱 いとする。』として、生活援助的サービスが認められており、
〉一緒に掃除をする事で、本人の安心感とやる気がでるのではないかと思っています。
この考え方で計画を組むのは何の問題もないはずであり、そこは予防プランを立案する際のアセスメントが根拠となるはずで、そこに行政がNOとするのは過度な介入であり、法の趣旨に反します。どの市町村でも同じではありません。あなたの住む行政区域の担当者が横暴なだけです。
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言葉を返せなかったです。 ( No.2 ) |
- 日時: 2018/09/21 11:46
- 名前: こまりんご ID:T2KWFhDc
- ありがとうございます。
行政からは、「なぜ、短期集中ではだめなのですか?」「本人の自立と言う観点からみても、リハ職に動作確認をしてもらって、短期的に効果を見るほうがよいのではないですか」と言われ、恥ずかしながら言葉を返せませんでした・・・。
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自立支援というより困り事の本質は何かと考えてみては ( No.3 ) |
- 日時: 2018/09/21 16:56
- 名前: 湖月 ID:sBUyMlw6
- >せっかくケアマネをたよって相談してくれたのに、一時的なサービスだけで、今後何も支援に入れないというのは、凄く心苦しいです。
何故心苦しいのでしょう? ケアマネの仕事はサービスを入れる事ではなくて利用者の困り事を解決する事ですよね? 腰痛で掃除がつらいという事なら、他の生活場面でも支障が出ていませんか? もしそうならリハ職に関わってもらって痛みの出にくい動き方等をアドバイスしてもらう事は有効だと思いますし、短期集中サービスを勧める事はそんなにおかしな事だとも思いません。 掃除がつらいという一場面だけではなく、その原因となっている腰痛が他の場面にも影響が出ていないか、軽減を図れないかをきちんと専門職に評価してもらう事は大切ではないですか?
本人の自立うんぬんより、「腰痛」という本人が苦痛を感じている状態をなんとか出来ないかという視点で考えてみてはいかがでしょう? その上でやはり従来型の訪問サービスが必要となった時は導入すればいいのですし、併用してもいいと思いますし。
あと、masaさんの言っている「予防プランを立案する際のアセスメントが根拠となるはずで」という部分すごく大事だと思います。 自分も包括の職員としてプラン会議に出席していますが、会議の出席者は実際には利用者さんを見ていないので、ケアマネから提出された書類の情報だけで利用者像をつかむ必要があります。 プラン等の書類の中にこまりんごさんがそのサービスを必要だと感じた理由がきちんと書かれていて、聞かれた時に説明できるかどうかが専門職として必要なスキルだと思います。
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利用者の主張 ( No.4 ) |
- 日時: 2018/09/21 17:25
- 名前: こまりんご ID:T2KWFhDc
- なるほど。勉強になります。
おっしゃる通りだと思います。しかし、本人や家族さんとしては、「こんな状態なのに、こんな年齢なのに、掃除くらいしてくれてもいいだろ」高齢者いじめ的な感じで、強く主張される方もいます。 ケアマネとして失格かも分かりませんが、凄く気持ちが分かります。 行政と、利用者の間に挟まれ、辛いです。
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愚痴です。 ( No.5 ) |
- 日時: 2018/09/21 18:35
- 名前: 通りすがり ID:SEn0G/..
- 素朴な疑問なんですが、
リハビリに通って、動作確認をしたところで、 どの動作で痛みが出るかは確認できるかと思いますが、 どう屈んでも結局痛みがでるのは変わりがないことが多いと思うんです。
側屈するのは痛みが出ないから、側屈して掃除が出来るように指導をするのでしょうか?
リハ職が入ったからと言って、そう簡単に腰痛がなく過ごせるのであれば、腰痛の高齢者がなぜあんなに整形外科に通っているのでしょうか?
腰痛を無くして自立するのはもちろん素晴らしいことだと思います。 でも、腰痛があって出来ない事や大変で手伝ってもらっていても、 それで生活がなりたてば、それが自立でも良いと個人的には思います。
地域ケア会議でも、それらしい助言は聞かれますが、 「掃除機をかけるために、リハビリで前に体を倒しても戻す運動をすればよい」 ファンクショナルリーチを指標にして改善を目指す。 とも言われましたが、 じゃあ、90歳の高齢者のファンクショナルリーチがそうそう改善するのですか? リハビリで向上と言いますが、そもそも介護保険のリハビリって、維持期のリハビリじゃないんでしょうか?
脳梗塞等でも経年するとリハビリの効果はプラトーになってきます。 それでもリハビリをすれば改善をするのでしょうか?
介護予防でそんなに集中的なリハビリが出来るのですか?
以前masaさんが、和光方式で卒業しても、別のサービスに入学していると言うようなことを書いていたような記憶があります。
本当に今の自立支援で改善して良くなっていると言うエビデンスはあるのでしょうか?
ただの愚痴ですので返信は無用です。
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和光市以外でも ( No.6 ) |
- 日時: 2018/09/22 09:07
- 名前: こまりんご ID:zo.hWTUo
- 和光市以外でも、奈良県の生駒も、積極的に介護保険卒業を促したが、結局うまくいっていないという話を聞きました。
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アセスメントで具体化・言語化することと必要性の根拠が大切かと ( No.7 ) |
- 日時: 2018/09/22 12:24
- 名前: かえる◆jvBtlIEUc6 ID:/O.Ng7kU
- 通りすがりさんの投稿内容にとても共感します。
ところで、 こまりんごさんの今回のご利用者さんは、おいくつでしょうか?
この方が、65歳なのか80歳なのかもしくは90歳以上なのかで、「今後」がずいぶん変わってくると思うんですよね。
65歳で腰痛なら、リハビリで確かによくなるかもしれないし、ご本人だって自分でできた方がいいでしょう。まだまだこの先人生長いんだし。
80歳なら、その他の疾病等で今後は個人差があるかと思います。
でも、90歳以上だったら? 腰痛以外にも、たとえば心肺機能であるとか、貧血であるとか、持久力であるとか、骨密度であるとか(円背もすすんでいるとか)他にも機能低下しているところがいろいろあるから、ご本人やご家族が「やってくれてもいいじゃないか、高齢者いじめだ」と、おっしゃるのかもしれません。
ケアマネには、ご本人たちのおっしゃることに共感できるのであれば、それを専門職に訴えられるように、分析する力も必要なんですよ。
他の専門職はご本人に会っていないのだから、アセスメントという情報でそれ(骨粗しょう症が進行していて重いものは持てないとか屈むことができないとかトイレの隅をかがんで拭くのは息も苦しくなるとか持久力がなくてできないとか)それぞれ具体的に示さないと、必要性が伝わらないんじゃないでしょうか。
でないと 「『かわいそう』だからヘルパー支援するの?」と、思われかねません。
リハビリ職が短期集中で関わって状態改善するならそれがご本人にも一番いいと思いますが、こまりんごさんがそう思えない理由はなんですか? 「こんな年齢」は、数字で表せますが、「こんな状態」を、分析するのも、ケアマネの仕事じゃないでしょうか。
頑張れ。
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勉強になります。 ( No.8 ) |
- 日時: 2018/09/22 17:15
- 名前: こまりんご ID:zo.hWTUo
- かえるさん、ありがとうございます!
具体的に示さないとダメですよね。PTや保健師にきちんと根拠立てて説明できるように頑張ります。 今回の方は、80代後半でした。たしかに、かわいそうだからヘルパー支援するの?と思われても仕方ないですね。 勉強なります。
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介護予防・日常生活支援総合事業に移管されて要支援者の訪問介護の受給者は半減 ( No.9 ) |
- 日時: 2018/09/22 23:10
- 名前: ヘルパー4級 ID:J0tqNlJs
- ●話せば判る行政の担当者なのか、話しても無駄な担当者なのか、話すと反抗的とみなし「事業者は卒支援させるのが仕事だ!」な担当者かで変わると思います。
「平成29年度 介護給付費等実態調査の概況」のp.3「表2−1 サービス種類別にみた受給者数(介護予防サービス)」によると、介護予防訪問介護の受給者数は55.1%のマイナス、累計の利用者数では70.6%のマイナスです。 https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/kaigo/kyufu/17/dl/11.pdf
解説記事はこちら https://www.medwatch.jp/?p=22275
支援を市区町村に移管した効果てきめんと言いましょうか、良いアセスメントやら良い説明でどうにかなるレベルではないですね。もしどうにかなるというのであれば、減るどころか高齢者が増えた分だけ増加しなければおかしいので、「卒支援にならないなら認めないぞ!」な市区町村が少なからずあるのでは。
●竹内理論の影と言いましょうか、水を飲ませれば認知症は治ると主張する竹内孝仁氏は、現在の政府の自立支援の政策に甚大な影響を与えている模様です。
https://diamond.jp/articles/-/153625 > 政府の未来投資会議(中略)同会議では、「自立支援介護」を主張する竹内孝仁医師による「4つの介護」の成果の発表などもあり、一躍「自立支援」の嵐が介護関係者の間を席巻し始めた。
関連:国が推進する自立支援介護とは?〜竹内理論の基本と批判〜 https://abe-yousuke.net/jiritusien-kaigo/
●某自治体の状況
昨年に、勉強になるからヘルパーは是非参加して欲しいと研修を開催。自治体が主催するわけではありませんとわざわざ断り書きしてある自治体からFAX発信された開催通知で、冒頭の挨拶も自治体の福祉担当者。話は社協の人その他が行いました。資料を見た時点で嫌な予感満載でしたが、その内容たるや
・「平均寿命から健康寿命を引いたのがフレイルです」と説明する側が全然わかっていない ・ヘルパーは安上がりな家政婦だから駄目なんだと執拗な決めつけ ・要支援者を半年で支援不要にするのがヘルパーの仕事
そしてマルチ商法の洗脳ビデオもこれよりは筋が通っているだろうと思える動画を見せられました。包括がヘルパーに「医師からは無理のない範囲で運動するようにと言われています」というアバウトな指示を出し、たったその一言を元にどうやったら支援不要になるのかをヘルパーが考えて工夫しさえすれば要支援者は卒支援できるという流れのドラマ。 半年で支援を打ち切るわけではないとの説明はありましたが、半年ごとに更新との事。他会場では質問が30分続いたらしく、それは当然だろうと思い私も山のように質問しようと待ち構えていたら、ご意見無用とばかりに質問受けつけず。人生でこれほど無価値な研修は受けたことがありません。 帰宅して「行政は今までのヘルパーの仕事を全否定、か。この仕事も、もうおしまいかな」と落ち込みました。知人で他の自治体のケアマネをしている人に愚痴ったら、そのうちにうまくいかないと判るのではないかと慰めてもらいました。私は、うまくいかなかったら自分が間違っていたと認めるのではなく「ヘルパーが悪い、ズルをしている、卒支援したら仕事が減るからわざと高齢者を元気に戻さないのだろう!」的な反応になるのではと危惧しました。
なお地元では要支援がどうなったのか良くわかりません。勤務先が要支援の訪問介護はほぼ受けていないので。(単価を下げられ過ぎ) いっぽう、移行前の一時期、自費サービスでやってくれないかとの問い合わせが他事業所からも相次いだそうです。
日本老年医学会は、正しく介入すれば戻る状態がフレイルだと提唱していますが、 https://www.tyojyu.or.jp/net/byouki/frailty/about.html
要支援=フレイル 正しく介入すれば介護というか支援が不要になる人=要支援
という風に、介護の現場が理解できない市区町村の担当者が堅く信じていて、もし異を唱えれば「これだから介護職は程度が低い。もっと勉強し要支援者を期限を区切って卒支援できるように研鑽すべき」と信じ込んでいたら、老化は非可逆的だという当たり前の事が理解できず、少しは歩けるが腰を曲げての家事は無理で日常生活に支障が出ているのでそこを支援、のような正当なプランも軒並み却下でしょう。
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うちも似ています ( No.10 ) |
- 日時: 2018/09/25 09:31
- 名前: こまりんご ID:69m4HXac
- うちの自治体も、似ています。
市の研修に呼ばれてきた講師は、自立支援を熱く説明する先生で、国が好きそうな先生でした。 見せられたビデオも、「ずっとヘルパー利用していた人が、卒業で来て、自立できた、万歳!」という内容でした。 専門性をもったヘルパーだからこそ、要支援者への適切な関わりが出来るとも思うのですが。
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介護保険から卒業させられた人の後追い調査 ( No.11 ) |
- 日時: 2018/09/25 10:05
- 名前: masa◆PQB2uTgXDQ ID:LTnUiXCY
- 和光市の卒業者といわれる人々の後追い調査では、約1割の人がその後も自費(介護保険外の10割負担)でサービスを使っていたという数字も出されています。
参照:成立した改正介護保険法はマイナーチェンジではないぞ http://blog.livedoor.jp/masahero3/archives/52074573.html
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