施設側の都合の良い判断は怪我の元 ( No.1 ) |
- 日時: 2018/01/22 09:33
- 名前: masa◆PQB2uTgXDQ ID:qT/Nt1og
- 福祉用具というより介護用品は、基本的に施設(特定施設・グループホームも同様)が用意すべきものです。ただし入所者等の自由な選択に基づくものについては、事前に十分説明して同意を得られれば自己負担させて構わないということになります。よってある特定介護用品を施設側が、利用者専用と決めつけて、入所者に対して一律に提供し、すべての利用者からその費用を画一的に徴収することは認められないとされています。
よって 1についても、基本的なものは施設が準備すべきで、あくまで利用者自身が個人専用を希望する以外は自己負担させることはできません。「また入居時点で既に所有されている方が多いので」というのは理由になりません。使っていたものを入所後も使いたいので、施設で準備する必要がないと利用者が言えば、それは認められます。
しかしシルバーカーいついては、歩行補助器として利用する介護用品で、それを施設が同じものを準備すべきかといえば、それは別問題です。歩行補助の機器を準備しておれば、施設入所後はそれを使ってくださいと要求することは有りで、それでもなおかつシルバーカーを利用したいと希望する人については、それは利用者本人の希望で個別に使ってくださいと購入を求めて構いません。
2については、施設の介護の一環として必要なものなので個人負担不可です。「衛生面を考慮して、本人購入で良いのではと思っています。」というのは理由になりません。ただし介護用品の性質上、衛生面を考慮して、個人別に使うという判断はあっても、それは施設側のサービスの質を高めるという方向で考えられる問題であり、費用負担の理由にはできません。
参照:老企54号の解釈について(北海道通知) http://www.ryokufuu.com/backnumber/rouki54gou.html
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特定施設が用意すべき用具の考え方 ( No.2 ) |
- 日時: 2018/01/22 09:57
- 名前: みき ID:deI7wbxc
- 介護付有料老人ホームの施設長をしています。
当方ではアセスメントに基づいて必要と判断された用具については、共用使用であることを前提に用意して使用していただいています。
もちろん利用者本人や家族とも協議した上です。
電動ベッド、歩行器、杖、シルバーカー、拘縮予防クッションなどですね。
ただし、既に本人が所有しているものはそのまま使用していただきますし、用具を個人占有したい場合は用意していただいています。
また、例えば電動ベッドなど、利用者等から使用の希望があっても、アセスメントに基づき必要でない場合もありますので、その場合は個人で用意していただいています。便利だから使いたい・・・みたいな感じでしょうかね
介護保険支給における福祉用具のレンタルと購入を例にして、衛生面を考慮した考え方については、わからなくはないですが施設で用意すべきものだと考えています。
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改めたいと思います ( No.3 ) |
- 日時: 2018/01/22 17:35
- 名前: セブン◆5Lb1yT2BQE ID:XiWmFXRQ
- masa様 みき様、早速の返信ありがとうございます。
例示した物も含め、介護用品は施設で標準的な物を準備するように致します。
施設の標準的な物を共有して利用可能なことを入居者及び家族に説明したいと思います。その上で、特別な物を使いたい、又は専有して使いたいと言われた場合は、本人負担で購入していただこうと思います。
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