特段の事情に理解のある居宅介護支援事業所を選ぶという手 ( No.1 ) |
- 日時: 2018/03/10 14:00
- 名前: masa◆PQB2uTgXDQ ID:6S1uIYOw
- 介護支援専門員は、実施状況の把握(以下「モニタリング」という。)に当たっては、利用者及びその家族、指定居宅サービス事業者等との連絡を継続的に行うこととし、特段の事情のない限り、次に定めるところにより行わなければならないとされています。
イ 少なくとも一月に一回、利用者の居宅を訪問し、利用者に面接すること。 ロ 少なくとも一月に一回、モニタリングの結果を記録すること
↑これは担当ケアマネの言うところの「制度で決まっているから」という部分ですが、ここに書いているように「特段の事情」がある場合は、この限りではなく、主介護者である家族の方の仕事の事情で、これができない場合は特段の事情にあたり、何にも毎月訪問が機械的に行われるわけではありません。
このあたりの法令理解がない点、および >滞在時間も5分程度で終わり、判子押して帰っていくだけで、必要性については疑問があります。
訪問自体もおざなりになってて、きちんとしたモニタリングが行われていない点を考えると、このケアマネジャーに担当を降りてもらうという手はあります。
その際に、近くにセルフプランを支援してくれる方がいれば、その方の協力のもと、ケアマネジャーなしで、ご家族が支援してセルフプランとしてご自分で計画を立てることもできます。
それができない場合は、特段の事情を配慮してくれる居宅介護支援事業所を探すという手もあるでしょう。
|
特段の事情の実例 ( No.2 ) |
- 日時: 2018/03/10 14:27
- 名前: ケアマネM ID:nq9cVq1U
- ケアマネです。どうしても自宅で会えないという方もいらっしゃいます。
そういった場合は保険者に電話で相談します。「〜〜という事情なので月1回のご家族と電話でのやりとりと、デイでご本人の確認をもってモニタリングにすることでご家族の了承を得、ケアマネとしてモニタリングとして成立すると判断しましたが、実地指導で指導対象になるでしょうか」と確認をとります。特段の事情の説明と対処法とを説明すれば大丈夫です。家族の仕事の邪魔をしてまでモニタリングせよハンコをもらえとは言われません。 そして担当者の名前を聞き、支援経過記録に日付と担当者の名前、経緯を記入。これで大丈夫です。きちんと解釈すれば一律に月1の訪問でなくて大丈夫なのに。胸が痛みます。
ここからはスレ主様へ具体的な提案です。 1.手書きでもなんでも良いので仕事の時間帯を含め、自分の負担の経緯を紙に書いてください。(書いた日の日付も必ず)コピーして自分も一通持っていてくださいね。 2.担当ケアマネにこういった事情なので電話対応を認めてほしいと紙を渡して話す。 3.駄目と言われた場合は会社の上司に電話。それで駄目であれば「役所に相談してみます。私の知り合いの方は『特段の事情』にあたるとして電話応対してくれました」と言う。
紙に残すこと、会社や役所をまきこむことで事態は動くと思います。 そうしながら他のケアマネを探しても良いと思いますよ。 デイの管理者さんが話やすいなら「良いケアマネさんご存知でしょうか」と相談してみても良いと思います。良いケアマネに会える一番の近道と思います。 どうぞスレ主様の負担が少しでも減りますように。
|
ケアマネの交代は多少の負担がありますが、今後のために検討されてはいかがですか ( No.3 ) |
- 日時: 2018/03/10 15:09
- 名前: kikuike ID:IxHSG.NM
- ケアマネが月に1回は訪問することについては、制度上の決まりとして諦めた方がよろしいかと思います。
介護保険を担当している役所の人は「一緒に暮らしていて1か月の中で1時間というわずかな時間も確保できないんですか」と言われて特段の事情はないと判断される可能性があります。 そのため、土曜日や日曜日、夜の遅い時間に対応している事業所へケアマネの変更をされてはいかがですか。 また、仮に都合の良い事業所がないとしても、現在のケアマネが判子を押して終わる程度のことしかしていないのなら、きちんと仕事をしてくれる事業所に変更された方がよろしいかと思います。
働きながらの介護は負担が大きく大変なことと思います。仕事が終わった後に人が訪ねてくる負担やせっかくの休みに約束を入れることも負担に感じられると思います。だからこそ、ケアマネの変更を検討され、少しでも負担が軽減するように考えられてはいかがでしょうか。
なお、ご自分で計画を作成(セルフプラン)して、役所の介護保険担当課に提出し、サービス事業所の調整をするという方法もありますが、役所は平日対応が基本ですし、手続きの手間を考えると働きながらのセルフプランはあまりおすすめできません。(ケアマネは計画を立てるだけが仕事ではありません。専門家として、本人の状態を見て、ご家族の話を聞いて、利用できるサービスに繋げたり、必要な情報を提供をしたり、胸につかえていることを聞いたりなどのことをします。その点からもケアマネを利用されて方がよろしいかと思います。)
以下は駄文ですので参考までに書きます。 法令にある「特段の事情」「その他特に○○と認められる場合」といった文言は法令作成者が作った逃げの言葉であり「例外」に当たります。例外の適用を限定的にしたいと考えるのが行政です。 ケアマネの質が確保できている地域の場合は例外の運用も緩やかにできます。しかし、質の悪いケアマネが多いと「あの人ができて、この人ができない・・・」といったごてる行為がされたり、例外の乱用をしようとしたりなど、ケアマネを信用しなくなり行政の態度は硬直化の方向に進みがちです。
|
丁寧なご回答ありがとうございます ( No.4 ) |
- 日時: 2018/03/10 18:11
- 名前: 介護者 ID:acLrhIFo
- 早速の返信ありがとうございます。
特段の事情の理由があれば、必ずしも一律に毎月の訪問でなくとも構わないが、私のケースでは、特段の事情に当てはまるかは定かではないということで理解致しました。
週明けにでもケアマネMさんの方法を提示し、可能であれば対応していただけないか相談してみようかと思います。
セルフプランについては3年ほど前にネットで確認致しまして、担当の包括支援センターに相談に行ったのですが、実例がないことと、担当のケアマネがついているので様子をみてはどうかとのことでした。 月日も流れているので、再度検討してみようかと思います。
ケアマネの変更については、土日対応が可能な事業所が近隣にないため、根本的な問題解決にはならないかと思っております。
私としては必要性の感じないケアマネの訪問がなくとも、介護保険のサービスを利用できないものかと思っておりましたが、セルフプランが現実的に難しい場合でかつ特段の事情に当てはまらない場合は、kikuikeさんが仰っている通り、制度上の決まりとして諦めようかと思います。
強制加入の保険にも関わらず、介護保険は色々と使いにくいものなのですね。。 医療保険のように利用出来れば、諸々の事務手続きも簡略化されて、利用者の負担感も軽減されるのではないかと思います。 愚痴になってしまい申し訳ございません。
|
特段の事情 ( No.5 ) |
- 日時: 2018/03/10 20:35
- 名前: ケアマネM ID:6jpaDVr.
- 愚痴だなんてとんでもないです。
私自身、毎月自宅に人を招くなんて嫌だなあと思いますもの。忙しいのに疲れているのに・・・と溜息が出るでしょう。 申し訳ないと思いながら訪問させていただいています。 kikuike様のおっしゃることは十分承知しておりますが、自分をはじめ自分のまわりに土日や夜間に定期モニタリング訪問するケースを聞かないのでなかなかむずかしいのではと心配しておりました。 特別大切な担当者会議や認定調査の立会いでしたら時間外も行いますが、安定している方の月1回のモニタリングとなると、そこまでする必要がないように思います。御家庭の事情は様々です。介護は長期戦ですので月1回なれど年12回+日程調整の電話やりとりも大きな負担と思うので、少しでも楽になってほしいと願っています。
「特段の事情」というと仰々しいですが利用者様、ご家族様が地域で暮らしてゆくにあたって適切なサービスを提供する、その根拠となる情報を把握することがケアマネの仕事です。 役所の方を納得させられるだけの根拠を示す・・・つまりお役所の方にとって「YES」と言いやすい情報を集め、記録するということです。役所内でも人事異動がありますし担当によって変わりますので、以前駄目と言われたことでも、再度聞いたらOKが出ることもあります。「前に聞いたら○○と言われた」とケアマネが言っても「いや、知り合いのケアマネがこう言っていた」とどうぞ頑張ってくださいね。応援しています。 「特段の事情」という介護保険制度の抜け道(良心)を失くさないためにも、利用者様ご家族様に寄り添い良いケアマネでありたいと自分を戒めております。
長々と失礼いたしました。
|