帳票に依らず簡易計算書式をつくればよいではないですか ( No.1 ) |
- 日時: 2020/06/22 14:46
- 名前: masa◆PQB2uTgXDQ ID:02S2ZzVk
- そもそも事業活動計算書にしても、法人単位資金収支報告書にしても、事務経理の担当ではない職員が読み取ることは非常に難しいと思います。
しかし収支の理解は、単純に単年度の収入として何がどれだけあって、支出が何にどれだけかかって、さらに借入金の返還状況がどうなっている結果、法人にどれだけの資金があるかということがわかれば良いだけの話ですから、既存の帳票に依らずに、素人でもわかりやすい簡易収支計算表を作成して説明すればよいだけの話でしょう。
内部の説明なんですから、正式は書式にこだわる必要はないのですから。
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計算書類の説明 ( No.2 ) |
- 日時: 2020/06/26 14:20
- 名前: 兼務職員 ID:I8qurqoc
- 事業活動計算書は民間企業の損益計算書に当たります。
資金収支計算書は民間のキャッシュフロー計算書に似たもの(キャッシュフロー計算書より資金に含める範囲が広いです)で、主に資金繰りを見るための計算書です。 福祉会計はお役所を相手にしている為、予算書を申請書類に添付することが多く、予算書はこの資金収支計算書とおなじ様式で作成されます。 同じような計算書類が2つあるように見えますが、事業活動計算書には減価償却費や賞与引当金のように現金の動かない取引も反映されます。また逆に資金収支計算書には本業の収支と関係のない借入金の返済も収支に反映されます。(実際に資金の動きがあればすべて反映されます。) 計算書類を読み取れる方は少ないので、前年度の決算書を使用して説明するなら、事業活動計算書ならサービス活動増減差額(サービス活動の部の一番下)が本業の収支、資金収支計算書なら事業活動資金収支差額〈事業活動による収支の一番下)が本業の収支になることを伝えればよいと思います。年度途中の収支報告はmasa様がおっしゃるように簡易の収支計算書(現金の動きのみ)で説明すれば良いと思います。 事業活動計算書が赤字で資金収支計算書が黒字の場合は、将来の建物の建替え費用が賄えない可能性が高いので、経営者には事業の継続のための対策を考えて頂きましょう。
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