少し訂正します。 ( No.1 ) |
- 日時: 2024/05/10 13:01
- 名前: デイ職員 ID:xZBp2wx2
- すみません、投稿内容ですが、よくよく調べてみると、
指導員資格をもつ福祉用具専門相談員からの指導を受ければデイサービスや家族も使用できるということがわかりました。
これもやはり、福祉用具専門相談員からの指導をデイサービス職員全員が受講する必要があるということでしょうか。
重ねてよろしくお願いいたします。
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使用する側に法的義務は課せられていない ( No.2 ) |
- 日時: 2024/05/10 13:34
- 名前: masa◆PQB2uTgXDQ ID:o8SOkRUY
- 可搬型階段昇降機は階段上で使用するという性質上、操作を誤ると利用者を転落させる事故につながる可能性があり、昇降操作には操作技術が要求されることから、介護保険制度では、「可搬型階段昇降機」の提供を行う福祉用具専門相談員には『階段移動用リフトの製造事業者等が実施している講習を受講し、かつ当該講習の課程を修了した旨の証明を受けていること』並びに『当該福祉用具の使用方法、使用上の留意事項等について十分な説明を利用者の家族等に行った上で、実際に当該福祉用具を使用させながら指導を行うこと』が義務付けられています。
しかしこれはあくまで提供する側の義務であり、この機器を使う側には資格は必要なく、使用方法の説明を受ける法的義務も課せられていません。
安全性を担保するという意味で、使用するうえでの注意点を含めて指導を受けることは必要ですが、事業所内でその方法知識をどのように共有するかということは、事業所の判断でよいと思います。
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ありがとうございます! ( No.3 ) |
- 日時: 2024/05/10 13:59
- 名前: デイ職員 ID:xZBp2wx2
- なるほど。デイの送迎で対応する職員全員が受講しなければいけないと相当な手間だと感じていましたが、masa様のご意見を聞いて安心しました。
ありがとうございます!
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一応補足 ( No.4 ) |
- 日時: 2024/05/10 20:26
- 名前: デイ職員 ID:8um9HTdg
- masa様の説明どおりなのですが、一応念のため補足しますと、福祉用具事業所側ではデイの直接操作する職員一人一人に講習を受けてもらうようにしていると思います。
内のデイでも以前スカラモービルを使用するご利用者がいたのですが、操作する職員は決められた時間の講習を直接受けて終了照明をもらっていました。
過去には死亡事故もあったようですし、機種にもよると思いますが身長制限とかいろいろ要件が決まっていますから、操作する職員はできるだけ直接指導を受けられる方が良いと思います。
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スレ主のデイ職員さんすみません ( No.5 ) |
- 日時: 2024/05/11 14:52
- 名前: もう一人のデイ職員 ID:kuUEi7uI
- スレ主のデイ職員さんすみません。
よく見ずに同じハンドルを使用してしまいました(^^;
ちなみに、現在職場のPCからなのでNo.4とはIDが違くなっていると思います。
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貴重な経験でしたが、なかなか大変でした ( No.6 ) |
- 日時: 2024/05/16 16:10
- 名前: 元デイ相談員 ID:S8ssuPOU
- スレ主様に参考になれば。
当デイサービスも担当ケアマネからの依頼を受け、最近までスカラモービルタイプを使用されるご利用者を受け入れていました。体格が良いご利用者(75s程度)でしたので、スカラモービル本体と車いすの重量を合わせると100sを超える状況でした。これを職員一人で慣れて昇降できるようになるまでには補助者も必要と思い、4名の職員(男性3名、女性1名)が操作講習を受けました。因みに、講習時間は職員一人の場合は2時間、二人同時に受けるのであれば時間効率がよく3時間で終わりました。
実際に操作している動画がyoutubeに上がっており、比較的小柄な方であれば女性職員一人でも問題なく操作されているようですが、結局当事業所では最後まで二人体制で送迎を行うことにしました。
その理由としてはもう一人のデイ職員さんがレスされたとおり、死亡事故案件が数件あったということ、動画を見ていただくとわかりますが、階段を降りる時に小径の車輪が階段の角にきちんと掛かるとこれがストッパー状態になり、そこから降りる動きに繋がっていきます。この見極めが課題となりました。階段を降りる時にこの左右2つのストッパーが所定の位置に掛かっているかは、操作者から目視出来ません。ですので、両輪が角に掛かっている感覚をしっかり掴めるようになればよいのですが、13〜14段ある階段の下に向かって車いすを押し出す動作をすることは、一人ではちょっと覚悟が入りました。結局もう一人の職員が階段の方から車いすの前輪辺りを掴み、引っ張って位置調整をしてもらうことにしました。またこのストッパーにかなりの負荷が掛かるため、消耗状態を見て交換してもらう必要があります。(真っすぐ動かなくなる前に)
怖かったことがもう一つ。ストッパーがきちんと掛からない状態のまま降りるスイッチ操作を行うと、下方に向かわず直上に上がる動きをします。一度そのまま一段下の階段に落ちてしまい、ご利用者と職員共々非常に怖い思いをしました。 幸い双方とも無事に済みましたが、転落事故はご利用者が不意に階段の手すりに掴まってバランスを崩され転落したケースもあるようですので、諸々考え一人で操作することを諦めた次第です。
その後操作講習を受けた職員がそれぞれの理由から2名退職されたことでこの方のご利用日に残りの2名の出勤が必ず求められ、新たに修了者を増やせるか悩みましたが、住宅改修による昇降リフトの設置に切り替えていただくことをご家族が了承され使用終了となりました。(当初の検討段階でリフトの設置案もありましたが、外階段で玄関ポーチの広さが車いす移乗時に十分でないとして見送られていました) 当デイサービスの現在の職員構成は男性1名のみで、他は高齢の職員も少なからずいるという事情も汲んでいただきこのような運びとなりました。
スカラモービルは保険適用の福祉用具とはいえ、それでも1割負担で月額約6,000円ほどかかっていたことも大きかったようです。因みに購入は定価80万円だったかと思います。
決してスカラモービルタイプを批判するつもりはありませんが、動画視聴時には何とかやれそうかなといった思いも受入れ体制が維持できるかで大きく揺らぎました。当方の事例がご検討材料の一つになればと思います。
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