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[5750] 待機ナースについて
日時: 2025/12/06 17:23
名前: ナースをタスケタイ◆AXS9VRCTCU ID:iF82z4UA

特別養護老人ホームでは、看護師が交代で毎日、オンコール担当として、時には
施設に深夜であっても出動している施設さまは多いかと思います。

昨今、スキマバイトの普及からか、正規の看護職員の獲得に苦慮しており、
辞められる方がいても補充ができていません。看護師が少なくなると、当然
待機しなければならない日数が増え、身体的な負担が心配です。

そこでご助言賜りたいのですが、看護職員の待機はあるが電話対応のみで
出動はないという施設さまはおられますか?

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待機指示のみのオンコールはあり得ないし意味はないけれど・・・。 ( No.1 )
日時: 2025/12/07 08:38
名前: masa◆PQB2uTgXDQ ID:o.AKTpFw

オンコールは、ただ単に介護職員に指示するためだけではなく、救急救命以外でも看護職員が駆けつけて対応しなければならない行為の判断のためにも必要とされているものであり、駆けつけ対応をしないことを前提にしたオンコール待機などあり得ないし、そのような状態を無理やり創り出しても意味がないとさえ言えます。

ただし、待機中はずっと気が休まらないという状態は理解できますので、そうしたことがなくなり、看護職員が働きやすい特養の環境を考えたとき、オンコールをアウトソーシングするということをお勧めしています。

この場合でも、看護職員の対応が必要な場合はありますが、オンコール待機がなくなることでかなり心理的負担・身体的負担は減ります。下記参照ください。

参照:看護職の夜間オンコールをアウトソーシングした結果
https://masahero3.livedoor.blog/archives/52159678.html
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オンコール出動義務の有無と電話対応中心運用の妥当性 ( No.2 )
日時: 2025/12/07 12:39
名前: ハイパーロック ID:1f2456n6

電話対応のみで運用する施設は実際に存在する?

制度的にも、社会情勢的にも、
「夜間は看護師不在(オンコールは電話対応のみ)」という体制は法的に許容されており、実務としても増えているかと思われます。
ただし、前提条件として

●入所者の医療依存度が低い
●介護職員が医療的ケアの一定スキルを持つ
●急変時は介護職→医師への直接連携が可能
●施設内で医療判断のマニュアルが整備されている

制度上、特別養護老人ホームに夜間の看護職常駐義務はなく、オンコールが電話対応中心であることは問題ありませんが、
近年、医療的ケアの介護士実施拡大、医師の24時間バックアップ、看護師不足などの社会情勢によって、“電話対応のみ”のオンコール体制を運用する施設は実際に存在し、むしろ増加傾向にあるのではないでしょうか。

ただし、急変時対応やリスク管理の観点から、
完全な「出動ゼロ」を制度上保証するものではなく、
施設の体制構築が重要となります。
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No.2は特養の現場実態を知らない人の考え方としか思えない。 ( No.3 )
日時: 2025/12/07 14:42
名前: masa◆PQB2uTgXDQ ID:o.AKTpFw

質問者は特養の看護体制のことを尋ねているのであって、特定施設などではないですよ。

原則要介護度3以上が入所要件となっている現在の特養で

>入所者の医療依存度が低い

こんな特養がどこにあるんですか?

また
>介護職員が医療的ケアの一定スキルを持つ

喀痰吸引等の特定行為は介護職でも可能になる条件はありますが、それ以外の看護処置の救急対応って、医療依存度の少ない人であっても多々ありますよ。それを踏まえたうえで、駆けつけ対応なしの特養のオンコール待機って現実的でしょうか。

No.2は特養の現場実態を知らない人の考え方としか思えない。
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看護師夜間駆け付け対応について ( No.4 )
日時: 2025/12/07 17:42
名前: 特養ケアマネ ID:qFp6QxsA

当施設(特養)では、看護師の夜間駆け付け対応は行っていません。夜間オンコール対応は行っていますが、簡単な処置や内服指示のみ電話にて対応しています。
それ以上の対応が必要な場合は、夜間対応の医師に連絡し往診対応もしくは救急搬送対応としています。看護師による判断が難しいケースが多いためです。
夜間往診の際は、基本的に介護職員が対応、救急搬送時は相談課(相談員、ケアマネ)オンコールに連絡し、相談課が対応します。(ご家族連絡、救急車同乗)
看取り対応の方については、状態変化があれば看護師ではなく相談課へオンコール連絡が入ります。ご家族連絡を速やかに行う為となっています。
夜間往診対応、救急搬送、看取り対応とも、看護師が行ってしかるべきとも思いますが、看護師負担が大きすぎるため相談課との分業体制となっています。
正直なところ、簡単な処置や状態確認など看護師の駆け付け対応は欲しい所です。
「施設の方針」で現状、大きな問題はないためこのまま継続されるかと思います。
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特養はオンコールが必須なのか? ( No.5 )
日時: 2025/12/09 11:11
名前: かわら◆L3Iw1LqG9s ID:auqbVybk

私も法令解釈について確認させてください。
◇特養はオンコール・緊急出動体制が必須なのか?
下記【参考】の通り、看護体制加算Uを算定する場合は、『緊急の呼出に応じて出動できる体制』と明記されているので出動は必須。
ということは「看護体制加算Uを算定してない特養は、必ずしもオンコールや緊急出動を義務付ける法令はない」
という解釈で良いのでしょうか?
※もちろん、オンコール体制が整っていることに越したことはない。
解釈に誤りがありましたら、どなたかご教示ください。

ちなみに、ナースをタスケタイさんの特養では、看護体制加算Uを算定しているのですか?

【参考】
介護老人福施設・看護体制加算Uについて<老企40 第2の5(11)>
「24時間連絡できる体制」 とは、施設内で勤務することを要するものではなく、夜間においても施設から連絡でき、必要な場合には施設からの緊急の呼出に応じて出動する体制をいうものである。具体的には
イ 管理者を中心として、介護職員及び看護職員による協議の上、夜間における連絡・対応体制(オンコール体制)に関する取り決め(指針やマニュアル等)の整備がなされていること。

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当施設のオンコール体制について ( No.6 )
日時: 2025/12/10 08:41
名前: かわら◆L3Iw1LqG9s ID:xpjagHS2

連続投稿失礼したします。現在、特養施設長をしている者です。
当特養では、看護体制加算Uを算定しているので、毎日看護職員がオンコール担当となり、「夜間いつでも電話対応ができる」「必要に応じて出動できる」体制を取っています。
但し、ここ3年程の実績では、看護職員が緊急出動することはほとんどありませんでした。理由は下記のとおり。
@発熱時等の内服指示は電話にて対応する。
A急変で救急搬送が必要な際には、夜勤介護職員が同乗する。必要に応じ、早番介護職員に早出出勤を要請するなどして、介護職員のみでケアを行う。
B看取り時は、エンゼルケアは施設職員が行わず、全て葬儀社に任せる。

現状の人員で運営していくために、過去数回の業務マニュアル改定を経て現在の体制としています。

Bエンゼルケアについて
以前は、深夜でも早朝でも、看護職員が出動しエンゼルケアを実施させていただいていました。しかし現在は、夜間逝去された場合にはご家族にお待ちいただき、朝になってから配置医による死亡診断を実施。エンゼルケアは葬儀社に全て任せています。もちろん、ご家族には事前に同意を得ています。
なぜか?看取りケアの件数が増え、看護職員の疲弊があまりにも大きくなってきたためです。「最期は私達にもエンゼルケアのお手伝いをさせて欲しい」との声もありましたが、“深夜に緊急出動した看護職員が次の日睡眠不足で勤務”“深夜緊急出動した看護職員の代わりに日中代替出勤した職員の休みはいつ取るか?”等の課題が頻出し、職員によるエンゼルケアは実施しないと割り切ることにしました。

現状がベストとは思っていません。ご利用者ご家族の希望に沿ったサービスを提供したいですが、限られた職員の中で適切な体制が取ることができないのは施設長の責任と痛感しています。理想と現実の乖離を少しずつでも近づけていけるよう尽力していく所存です。
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特養における夜間看護体制の現実と向き合い方 ( No.7 )
日時: 2025/12/08 19:27
名前: ハイパーロック ID:lY2h9R4Y

現在の特養が置かれている状況と、限られた人員の中で何とか安全を保ちながら運営を続けていくことの難しさがあり
「看護体制加算Uを算定している以上、夜間のオンコール体制を維持しなければならない」という制度的な要請と、実際に夜間出動を繰り返すことの看護職員への負担との間で、相当に難しい判断を迫らる現状があります。

特に、ここ数年で看取り件数が増え、深夜・早朝の出動が続くことが看護職員の疲弊につながったという点は、多くの施設で同じ課題が起きている部分ではないでしょうか。

「本来なら看護職員にも最期のケアに関わってほしい」という想いと、それを続けることが職員の健康や継続的な体制の維持を脅かしてしまうという現実との間で、葛藤が大きかったであろうことは容易に想像できます。

また、エンゼルケアを施設職員ではなく葬儀社に委ねるという判断についても、

・深夜帯の出動負担

・翌日の勤務調整の困難さ

・限られた職員でのシフト維持
これらが複合的に重なった結果としての結論であり、
「理想だから」「当然だから」という言葉では整理できない複雑さがあるように思います。

夜間体制はどの施設でも正解がなく、現場の状況・人員・地域性・看護師の確保状況によって取れる方法が大きく異なります。
その中で、今できる最善を模索しながら運用されている姿勢には強い共感を覚えます。

「これがベストではない」と感じながらも、それでも職員の健康と安全なケア提供を両立させるために現行体制を選択せざるを得ないという葛藤は、特養運営に携わる者にとって避けられない現実だと思います。
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オンコール対応自体ありません ( No.8 )
日時: 2025/12/09 13:26
名前: 釣り好き ID:5YjOH5Oo

当施設(特養)は従来型、ユニット型ともに
看護師のオンコール対応自体ありません。

急変時、また看取り時においても夜勤の介護職員および当直職員のみで対応しています。
メンテ
御礼 ( No.9 )
日時: 2025/12/10 10:20
名前: ナースをタスケタイ◆AXS9VRCTCU ID:HjNOZtK.

皆さま、お返事ありがとうございます。

>ちなみに、ナースをタスケタイさんの特養では、看護体制加算Uを算定しているのですか?

現在は算定しておりません。当然アウトソーシングを検討しているのですが、
弊害として、手当が減って困るという意見もあります。

大体賛否が半半なのです。

メンテ

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