教科書ではなく「ガイドライン」 ( No.32 ) |
- 日時: 2018/04/05 07:57
- 名前: グルツペノツポ ID:3tauTrv.
- 参考にするのが求められているのは病態生理の教科書ではなくガイドラインであることには注意が必要です。
「ガイドラインに書かれている失禁要因」は教科書的な前提を書いた前置き部分に過ぎず、ガイドラインが提供するものは「どのような方法で失禁要因を判断し、それを踏まえてどのように対応をするか」です。
したがって「ガイドラインに書かれている失禁要因を参考に対策を立てました」と唱えても、実際にやったことがガイドラインの推奨から乖離していれば突っ込まれても文句は言えません。「だって『参考』って書いてあるし・・・」といっても、逸脱するには逸脱する正当な理由がいるといわれればそれまでです。施設にマンパワーがないからガイドラインの推奨には沿えませんでした、といっても、なら加算取らなきゃいいじゃない、と言われるだけです。
というのがまじめに詰めた場合の話で、この加算がどのくらい厳格に運用されると見込むか、事業所のリソースを踏まえて敢えてこの加算を取りにいくのか、というのは経営判断になるでしょう。
うちは念のため手引きが出るまで静観することにしました。
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