実施機関や講師について ( No.36 ) |
- 日時: 2024/07/04 18:05
- 名前: 平凡なケアマネ ID:OvV8Dsj6
- 更新研修廃止という署名活動がニュースに上がっていました。それに対するコメントも色々書き込まれていました。
その中で、ケアマネ更新研修には実施機関や講師の利権が絡んでいるとのコメントをいくつか拝見しました。実際のところホントに利権がからんでいるのか、できる範囲で調べてみました。 結果、おそらく利権が絡んでそうです。 〇〇都道府県 令和3年度主任介護支援専門員更新研修 収入 受講者904人×受講料¥36,500=¥32,996,477- 補助金 ¥9,510,477- 収入合計 ¥42,506,477- 支出 テキスト代 ¥4,700,800(¥5,200×904人) 講師謝礼金 ¥2,268,000 講師交通費 ¥80,000- 会場賃料 ¥6,855,420- その他 ¥15,556,352- 支出合計 ¥29,460,572- 差引き収支 ¥13,045,905-(あまったおカネ) (あまったおカネを1人あたりで計算すると、¥14,431余分に受講料を支払っている事になります) ※このお金は受講者に返金されていません。余剰金の使用用途等についても一切説明されていません。
続いて、講師費用ですが、講師謝礼金の合計額と講師回数をもとに考えてみました。 講師謝礼金¥2,268,000を講師回数58回で割ると、研修1回につき日給¥39,103。
1回の研修が3.5時間〜4時間だったと思うのですが、忘れたので4時間で計算すると、平均時給は¥9,775円。 (58回の研修を8人の講師で請け負っておられました。講師により研修の受持ち回数は異なり、少ない講師で1回、多い講師で13回となっていました) 結論、利権あると思います。 実施機関の利権→余剰金が研修実施組織にプールされている。 講師の利権→平均時給9,000円以上。 ※講師の時給については、高いのか安いのかはわかりません。 テキストを読み上げる、グループワークをおこなわせる、グループワークの成果を発表させる、発表に対し簡単な論評をする。10数年以上変わりない研修。 このような講義内容に対して、研修実施機関が講師に支払うと決めた対価が時給¥9,000以上だというのが事実なのでしょう。
これは○○都道府県令和3年度主任ケアマネ更新研修のみの話です。その他の更新研修を含めると、さらに大きな利権になりそうです。 実施機関や講師に大きな利権があり、関係者が是が非でも更新研修の継続を望んでいると思われても仕方がないかと思います。
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